クローン病でなぜ栄養療法が有効?
出典:https://www.ygken.com/2017/10/blog-post_11.html
潰瘍性大腸炎とクローン病はどちらも消化管の炎症性疾患なので、治療法が似ている。
しかし、クローン病のみ栄養療法がある。
栄養療法とは、食事を控えて、既に消化分解されている栄養剤をとること。
クローン病のみ栄養療法が有効なのは、クローン病では、好発部位が小腸だからだと考えられる。
小腸は、栄養吸収を行う器官なので、小腸の負担を軽減するために、すでに消化分解された栄養剤をとると考えられる。