ショックまとめ
循環血液量減少性ショック | 血液分布異常性ショック | 心原性ショック | (心外)閉塞性ショック | |||
アナフィラキシーショック | 神経原性ショック | 敗血症性ショック | ||||
原因 | 大量出血(消化管出血、大動脈瘤破裂、外傷) 熱傷 急性膵炎 | アレルギー物質の投与や摂取 | 高位脊髄の外傷 | 重症感染症 | 急性心筋梗塞(主に) | 肺塞栓症 緊張性気胸 心タンポナーデ |
血圧 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
心拍数 | ↑ | ↑ | ↓ | ↑ | ↑ | ↑ |
中心静脈圧(CVP) 鑑別! | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↑ | ↑ |
末梢血管抵抗 | ↑ | ↓ | ↓ | ↓ | ↑ | ↑ |
頸静脈怒張 鑑別! | – | – | – | – | + | + |
血圧はショックなので全て下がる。
心拍数はショックの代償として基本的には上がる。しかし、神経原性ショックのみ、交感神経の遮断により、心拍数が下がると考える。
ショックでは心拍出量が低下するので、中心静脈圧も基本的には下がる。しかし、心原性と心外閉塞性は、他と違い、心臓への血流がうっ滞するので、中心静脈圧が上昇する。
末梢血管抵抗は、ショックでは基本的に、代償により血圧を維持するために上がる。
しかし、血液分布異常性ショックであるアナフィラキシー、神経原性、敗血症性ショックは、特殊なので、末梢血管抵抗は下がると考える。
頸静脈怒張は、中心静脈圧の上昇を反映するので、心原性と心外閉塞性で見られると考える。
ショックに関する必要な知識 | 理由 | |
留置針の太さ | 18G | 急速輸液のため |
輸液の目安 | 尿量0.5〜1mL/kg/hを確保できるように | |
体位 | 仰臥位 | 脳や心臓への血流を確保するため |
ショックの問題の解き方|重要! | ショック状態あり ↓ まずショックの分類を考える ↓ ショックの原因を考える ↓ 検査や治療を考える | ショックの分類により治療は大きく変わるので、ショックの分類と原因を考えることが重要。 |
iCoiは医師・医学生同士の出会いをサポートしてくれるマッチングアプリです。
医師と医学生は原則無料で使うことができます。有料もプランもあり、便利な機能は増えますが無料でも出会うことはできます。
登録する際に医師免許証や学生証などの資格確認が必要となるので、アプリ上では確実に医師や医学生と出会うことができ、とても安心です。
所属医療機関や出身大学ごとにブロックする機能があるので、知り合いにバレるリスクも低くなっています。個人情報を扱うため、セキュリティ対策もしっかりとされています。
医学生の方は学年が上がると新たな出会いがなくなり、中々恋人ができないものです。iCoiで近隣の医学部生と出会うのがおすすめです。
※こちらからダウンロードするとPremiumプランが1週間無料で使えます!