タモキシフェンで子宮体癌のリスクが上がる?
タモキシフェンは、抗エストロゲン薬である。
主に乳がん細胞のエストロゲン受容体におけるエストロゲンの作用を阻害する。
しかし、タモキシフェンにより子宮体癌や子宮内膜症の発生が増加すると言われている。
抗エストロゲン薬なのに、子宮体癌や子宮内膜症の発生が増加するのはなぜかと疑問に思う人は多いはず。
タモキシフェンの長期服用(2 年以上)により子宮体がん、子宮内膜症の発生が増す可能性があることが指摘されています。
海外での報告では、50 歳以上の患者さんで 2 年以上の長期のタモキシフェン服用により子宮体がんになる可能性が 2~4 倍に増え(10 年間で、もともと 1,000 人に 2 人くらいが子宮体がんになる可能性が 1,000 人に 6 人へ増える)、より長期に内服したほうがそのリスクは増えるといわれています。出典:https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/Tam.pdf
タモキシフェンで子宮体癌がなぜ増加する?
タモキシフェンで子宮体癌がなぜ増加するかというと、タモキシフェンは、乳腺では抗エストロゲン作用を示すが、子宮内膜や骨においてはエストロゲン様作用を示すから。
つまり、部位によって全く逆の作用を示すので注意が必要である。
本剤は乳がん組織などにあるエストロゲン受容体におけるエストロゲンの作用を阻害する(抗エストロゲン)作用をあらわすことで、乳がんの進行を抑える作用をあらわす。なお、タモキシフェンやトレミフェンは乳腺では抗エストロゲン作用をあらわすが、子宮内膜や骨においてはエストロゲン様作用をあらわすため、子宮体がんなどへの影響を考慮する必要がある。
出典:https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/article/556e7e5c83815011bdcf8314.html
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