内科の薬

テルギンの作用機序、効果、用法・用量、副作用、禁忌は?

テルギンとは?

テルギンの一般名は、クレマスチンです。

第一世代抗ヒスタミン薬になります。

テルギンの作用機序

ヒスタミンの受容体であるH1受容体を遮断することで、ヒスタミンが受容体に結合させないようにすることで、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を抑えます。

テルギンの効果

アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、瘙痒症)、
アレルギー性鼻炎、
感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽

アレルギー鼻炎などのアレルギー疾患だけでなく、感冒などの上気道炎に伴うくしゃみ、鼻汁、咳にも有効なのが特徴です。

なぜなら、ウイルスに感染して風邪を引くと免疫反応によりヒスタミンが分泌されることで、くしゃみ、咳、鼻水、鼻閉などの症状が起こるから。

テルギンの禁忌

閉塞隅角緑内障:抗コリン作用により眼圧が上昇するから

前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者:抗コリン作用により排尿障害が増悪するから

狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞のある患者:抗コリン作用により消化管の運動が低下するから

テルギンは、古い第1世代の抗ヒスタミン薬なので、ヒスタミン受容体に対する選択性が低い。

そのため、ヒスタミンと似た構造をもつアセチルコリン受容体にも拮抗作用(抗コリン作用)を示す。

よって、抗コリン作用に伴う禁忌に注意する必要がある。

テルギンの重大な副作用

痙攣・興奮

肝機能障害・黄疸

テルギンの主な副作用

眠気30件(4.39%)

倦怠感4件(0.58%)

胃部不快感2件(0.29 %)

嘔気2件(0.29%)等

ヒスタミンは脳内では眠気を抑えて覚醒を促進する働きがある。

なので、抗ヒスタミン薬が脳内に移行すると、眠気が生じる。

実際、4.39%の人に眠気の副作用が生じている。

よって、テルギンを服用中の方は運転はしてはいけない。

テルギンの作用時間

4〜5時間で最高血中濃度に達し、11〜12時間ごとに半減する。

12時間程度は作用が持続するので服用した日は運転はやめたほうが良い。

 

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