I123-MIBGシンチグラフィとは?
出典:http://www.hosp.ncgm.go.jp/s037/130/060/scinti_09.html
MIBG(メタヨードベンジルグアニジン)。
褐色細胞腫の検査の一つ。
MIBGは、ノルエピネフリンのアナログであり、ノルエピネフリンと同じ動態を示すため、アドレナリンを分泌する褐色細胞腫では、アドレナリンの原料として取り込まれる。
I123という放射性同位元素の印がついているので、集積を可視化できると考える。
MIBGは、副腎髄質や交感神経から発生した褐色細胞腫、傍神経節腫瘍、小児の神経芽腫などの腫瘍に集まる。