泌尿器科

血尿の鑑別|糸球体性血尿と非糸球体性血尿

血尿の鑑別|糸球体性、非糸球体性?


出典:http://www.city.fukuoka.med.or.jp/kensa/ensinbunri/enshin_58_x.pdf

尿沈渣の所見 糸球体性or非糸球体性
赤血球円柱(+)
顆粒円柱(+)
糸球体性血尿
dysmorphic RBC(変形赤血球)(+) 糸球体性血尿:糸球体を通るときに変形するから
isomorphic RBC(均一赤血球)(+) 非糸球体性血尿

尿沈渣で、赤血球円柱か顆粒円柱が陽性なら、糸球体性血尿。

また、尿中赤血球形態でdysmorphic RBC(変形赤血球)があれば、糸球体性血尿。

isomorphic RBC(均一赤血球)しかないなら、非糸球体性血尿。

円柱は尿細管腔を鋳型として形成されたものなので、そこに赤血球があれば、糸球体より上に出血源があると考えられるから。

また、変形赤血球は、糸球体や尿細管を通過するときに尿細管における浸透圧変化や各種成分濃度の影響などを受けることでできるので、変形赤血球があれば、糸球体に病変があると推定できる。

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