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Ⅴ型高脂血症に急性膵炎が合併する理由

Ⅴ型高脂血症に急性膵炎が合併する理由

Ⅴ型高脂血症に急性膵炎が合併する理由は、あまりはっきりとわかっていない。

カイロミクロン中のTGが分解されて出てくる脂肪酸の毒性により、膵臓の中の微小循環が阻害され、膵臓が炎症をきたすという考えがある。

池脇 これが急性膵炎のリスクになるとは、どういう機序なのでしょうか。
岡﨑 まだそこまで機序がはっきりとわかっていないのですけれども、カイロミクロン中のTGが分解されて出てくる脂肪酸の毒性であるとか、それが膵臓の中の微小循環を阻害してしまうとかで、膵臓の炎症を起こしてしまいます。

出典:https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/160560-1-10.pdf

 

日本における最近の報告では,高脂血症を成因とする急性膵炎の頻度は 1.8%と報告されているが,飲酒習慣や糖尿病,妊娠, エストロゲン, な ども脂質代謝に影響を及ぼすため,交絡因子として解析結果に影響を及ぼしている可能性がある。 一般的に,血中トリグリセリドが 1,000~2,000 mg/dLを超えると発症率が増加するといわれている。このように顕著な高脂血症により急性膵 炎を発症する症例は,家族性V型の高脂血症に多いが,I型, IV型も関与する。リポプロテインリパーゼの遺伝子多型やアポリポ蛋白 C-II欠損 に関連した高脂血症の関与も報告されている。 高脂血症による急性膵炎発症のリスクの大きさは,いまだによくわかっていない。高脂血症は,急性膵炎の原因の 12~38%を占めるという研究 もあるが,一方で原因のわずか 1.3~3.8%にすぎないとする研究結果もある。

出典:https://minds.jcqhc.or.jp/n/cq/D0002879

 

 

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