泌尿器科

急性胆管炎とは?症状、診断、治療法は?シャルコー3徴?

胆管とはどこか?

引用:http://leina3456.blog.fc2.com/blog-entry-116.html

胆管とは、肝臓から十二指腸までつながっている管のことで、胆汁が通る管になります。

長さは約10~15cm、太さは0.5~1cmです。

ちなみに、胆管についている胆嚢とは、胆汁を一時的に貯蔵し、濃縮する臓器になります。

急性胆管炎の病態や原因は?

急性胆管炎は、胆管が細菌感染によって、炎症を起こすことで胆汁がうっ滞することで起こる。

他にも、結石や悪性腫瘍などによっても胆汁のうっ滞は生じることがある。

 

急性胆管炎の症状はシャルコー3徴?

胆管炎の症状では、腹痛、発熱、黄疸といったシャルコー3徴が有名である。

腹痛、発熱、黄疸のうち2つが見られた場合、急性胆管炎を思い浮かべる。

シャルコー3徴がそろっていれば疑診以上である。

シャルコー3徴の感度は26.4%、特異度は95.9%と特異度がかなり高い。

つまり、陰性になりやすい検査であるといえるので、陽性所見がみられた場合は、かなり病気である可能性が高いと考えられる。

参考感度と特異度2 | さらに分かりやすく説明。

 

急性胆管炎の診断は?

引用:TG13新基準掲載‐ 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン 2013

急性胆管炎の診断基準では、疑診とするには、全身の炎症所見として、発熱や血液検査における炎症反応所見のいずれかが必要である。

さらに、胆汁うっ滞所見(黄疸もしくは血液検査で肝機能検査の異常)もしくは胆管病変の画像所見(胆管拡張もしくは胆管炎の成因として胆管狭窄、胆管結石、ステント)のいずれかがあれば疑診となる。

全身の炎症所見に加えて、胆汁うっ滞所見と胆管病変の画像所見の両方が見られる場合は、確診となる。

シャルコー3徴と診断基準は結構かぶってますね。

発熱は、Aの全身の炎症所見に含まれているし、黄疸は、Bの胆汁うっ滞所見に含まれてます。

腹痛は、右季肋部痛となるので、場所がどこかというのがポイントなのかもしれませんね。

痛みの部位はどこの臓器に異変があるかを疑うヒントとなりますからね。

 

急性胆管炎の治療法は?

急性胆管炎と診断できれば、重症度基準を用いて重症度評価を行い、それに応じて治療を行う。

治療法は重症度によるが、輸液、適切な抗菌薬、鎮痛、内視鏡的ドレナージなどがある。

 

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