急性虫垂炎の病態
糞石、食物残渣、リンパ組織腫大、腫瘍などにより虫垂が閉塞することで感染が合併し、炎症をきたす
虫垂のリンパ組織が発達する幼児期以降、特に10〜20歳代に好発。
小児の急性腹症で最も多い。
急性虫垂炎の症状
心窩部痛、食欲不振、悪心・嘔吐から始まる
虫垂の炎症が壁側腹膜に及ぶと右下腹部に限局した疼痛となる
腹膜刺激症状:反跳痛、筋性防御
急性虫垂炎の診断
マクバーニー圧痛+
ローゼンシュタイン徴候、ロブシング徴候、ヒールドロップサイン+
感染徴候
エコー・CT:腫大した虫垂、糞石の嵌頓、炎症の波及による周囲の脂肪組織の混濁
出典:109A35
急性虫垂炎の治療
腹膜刺激症状なし(軽症):保存的治療(抗菌薬、絶食)
保存的治療で改善しない場合:虫垂切除術

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