心気障害と身体表現性障害の違いは?
今回は、混同しやすい心気障害と身体表現性障害の違いについて考えていきたいと思います。
心気障害と身体化障害はどちらも身体表現性障害?
ICD-10では、心気障害も身体化障害も身体表現性障害という大きなカテゴリの中の一つの分類になります。
つまり、身体表現性障害が、身体化障害、心気障害、持続性身体表現性疼痛障害(疼痛性障害)、その他の4つに分類されるのです。
この関係性をまずは理解しておきましょう。
次にそれぞれの診断基準をみていきます。
心気障害と身体化障害の違い
心気障害のICD-10における診断基準はこちらです。
診断基準:ICD-10 心気障害
確定診断のためには、以下の2つのものがなければならない。
a. 繰り返される検索や検査により、何ら適切な身体的説明ができないにもかかわらず、現在の症状の基底に少なくとも1つの重篤な身体的疾病が存在するという頑固な信念、あるいは奇形や醜形があるだろうという頑固なとらわれ。
b. 症状の基底に身体疾患や異常が存在しないという、数人の異なる医師の忠告や保証を受け入れることへの頑固な拒否。
心気障害では、重篤な身体疾患が存在するという頑固なとらわれを抱いており、ドクターショッピングをして数人の医師に病気はないと言われても受け入れないという疾患です。
診断基準:ICD-10 身体化障害
確定診断には、以下のものすべてが必要である。
a. 適切な身体的説明が言い出せない、多発性で変化しやすい身体的症状が少なくとも2年間存在する。
b. 症状を身体的に説明できる原因はないという、数人の医師の忠告あるいは保証を受け入れることを拒否しつづける。
c. 症状の性質とその結果としての行動に由来する、社会的および家族的機能のある程度の障害。
一方身体化障害では、多発性で変化しやすい身体症状が2年以上存在するという疾患になります。
こちらもドクターショッピングをして数人の医師に病気はないと言われても受け入れないという点は心気障害と共通しています。
しかし、心気障害では重篤な疾患が存在するというとらわれがあるのに対して、身体化障害ではそれがないというのが違いと言えるでしょう。
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