診断を下すには、鑑別疾患をあげられる能力が必要である。
例えば、項部硬直があった場合に、くも膜下出血、髄膜炎、脳炎といった鑑別疾患をあげられることが重要である。
鑑別疾患を上げることで、どの疾患を除外するためにこの検査を行う、この疾患とこの疾患を鑑別するために、この検査を行うといった思考ができるから。
なので、医師として診断を下すためには、症状や検査値の異常から鑑別疾患をパパッとあげられる能力が必要だと考える。
今回は、症状や異常に対して鑑別疾患をまとめていく。
症状や検査値異常に対する鑑別疾患まとめ
症状 | 鑑別疾患 | まず行うもの? |
頭蓋内圧亢進症状 | 脳転移 脳腫瘍 脳出血 など | 頭部CT |
胸痛の5キラー | 気胸 急性心筋梗塞 肺血栓塞栓症 食道破裂 大動脈解離 | |
意識障害 | aiueotips | |
2ヶ月前から続く喀痰、咳嗽 | 肺結核 非結核性抗酸菌症 肺がん COPD | 喀痰塗抹検査 |
扁桃炎後に血尿 | IgA腎症(扁桃炎後3日で発症) PSAGN(扁桃炎後2週間で発症) ※発症までの期間で鑑別 | |
発熱、尿路感染症 | 急性腎盂腎炎 急性細菌性前立腺炎 急性精巣上体炎 (膀胱炎や尿道炎は発熱なし) | |
喀痰検査で好酸球がたくさんみられる | 喘息 好酸球性肺炎 好酸球性気管支炎 |
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