腎機能低下したⅡ型糖尿病の治療は?
腎機能が低下すると、経口血糖降下薬は薬物代謝の遅延により、低血糖のリスクが高いため、多くが慎重投与あるいは禁忌となる。
腎機能低下で使用可能な経口血糖降下薬で十分な血糖コントロールが得られない場合、インスリン療法の導入を考える。
出典:https://www.jinzou.net/01/pro/sentan/vol_28/ch01.html
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62歳の男性。血糖コントロールと腎機能の悪化のため来院した。20年前から2型糖尿病で自宅近くの診療所でスルホニル尿素薬の内服治療を受けている。5年前から血糖コントロールが徐々に悪化し、血清クレアチニンも上昇してきたため、紹介されて受診した。身長165cm、体重76kg。脈拍84/分、整。血圧168/62mmHg。両眼に増殖性網膜症を認める。両下腿に軽度の浮腫を認める。アキレス腱反射は両側消失。尿所見:蛋白2+、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球395万、Hb 11.2g/dL、Ht 32%、白血球5,500、血小板22万。血液生化学所見:尿素窒素40mg/dL、クレアチニン3.2mg/dL、空腹時血糖226mg/dL、HbA1c 10.8%(基準4.6~6.2)。
糖尿病治療について最も適切な対応はどれか。
a 食事療法を強化する。
b ビグアナイドを追加する。
c インスリン製剤を導入する。
d スルホニル尿素薬を増量する。
e α-グルコシダーゼ阻害薬を追加する。
腎機能低下しているので、経口血糖降下薬は不適と考え、bdeを消す。
20年前から糖尿病であり、食事療法は今さらしても有効ではなさそうだと考えると、cが選べる
答え:c
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