消化器内科

ビリルビンの代謝まとめ

ビリルビンとは?

寿命を迎えた赤血球のヘモグロビンの中のヘムから鉄が取れることで産生される。

ビリルビンの代謝


出典:https://www.kango-roo.com/sn/k/view/3525

ビリルビンは最初は脂溶性である非抱合型ビリルビン(間接ビリルビン)である。

肝臓において、グルクロン酸抱合を受けることで水溶性の抱合型ビリルビン(直接ビリルビン)となり、排泄されやすくなる。

ビリルビンの種類 別名 水溶性or脂溶性
間接ビリルビン 非抱合型ビリルビン 脂溶性
直接ビリルビン 抱合型ビリルビン 水溶性

間接と直接のどっちが抱合型かを間違えないように注意する。

直腸に排出される方が直接ビリルビンと関連づけて考えると良い。

直接と間接の名前の由来は昔使われていた検出方法が元なので、覚えるしかない。

なぜ直接ビリルビンと間接ビリルビンと呼ぶのか?
直接と間接という言い回しは、かつてビリルビンの検出に用いたジアゾ法に由来しています。
1916年に van den Berghが2種類のビリルビンが存在することを報告しました。
1つは、ジアゾ試薬を加えると直接反応するもの。
もう1つは、エタノールを加えてタンパク質を除くと反応するもの(間接的に反応)。
ジアゾ法によるビリルビン測定は現在ではほとんど行われていませんが、直接/間接ビリルビンという言い回しは今も用いられることがあります。

出典:https://medmixer.com/why-is-direct-and-indirect-bililubin-so-named/

直接ビリルビンは胆汁として、十二指腸に分泌される。

直接ビリルビンは腸管で細菌によって加水分解されて、グルクロン酸が外れてウロビリノーゲンとなる。

ウロビリノーゲンは酸化されてウロビリン(黄色)となり便として排出される。

また、一部のウロビリノーゲンは、腸管から吸収されて、門脈を介して肝臓へいき肝細胞に取り込まれる。

しかし、肝細胞に取り込まれなかったものは、静脈を介して、腎臓へ運ばれ、ウロビリン(黄色)として排出される。

 

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