CO2ナルコーシスでなぜ頻脈・縮瞳となるか?
CO2ナルコーシスの末期になぜ縮瞳が起こるかというと、病初期に起こる交感神経の興奮の代償が起こるからです。
CO2ナルコーシスの病態について詳しく知りたい方はこちら。
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そもそも、CO2ナルコーシスは、気管支喘息やCOPDなどの基礎疾患をもつ2型呼吸不全の患者に起こりやすい疾患になります。
2型呼吸不全なので、低O2血症、高CO2血症となっています。
そのため、病初期には低酸素が原因で交感神経が興奮し、頻脈や頻呼吸となるのです。
その後、交感神経の興奮の代償として末期には、副交感神経が興奮し、縮瞳となることが多いとのこと。
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