感染症内科

結核で多剤併用する理由

結核で多剤併用する理由

結核で多剤併用する理由は、結核菌には自然耐性菌という生まれつきの耐性菌がいるから。

そのため、1剤だけでは全ての患者を治療することはできない。

複数の作用機序の異なる薬を併用することで、耐性菌の発生を抑えながら治療が可能になる。

結核の治療に多くの薬剤を併用して服用しなければならない理由は、結核菌には自然耐性菌という生まれながらにして薬の効かない菌がわずかにあります。一剤だけを使用していると日がたつにつれ、その薬が有効な菌は死んでゆきますが、 生き残っている薬の効かない菌が徐々に増殖します。そのためいろいろな作用機序の異なる薬を併用します。このことは化学療法の歴史の中で解明されてきたことです。ストレプトマイシンが最初に結核の治療に使われたのですが、全部の患者を治すことができませんでした。その原因は耐性菌の発現によるものでした。ストレプトマイシンにパスという薬を併用するとストレプトマイシンへの耐性菌の発現が減少したことがわかり、さらにイソニアジドを併用すると長期間治療すれば耐性菌の発現を抑えながら治すことができるようになりました。

出典:https://jata.or.jp/rit/rj/project5x.htm

 

 

 

 

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