小児の腹部腫瘤である神経芽腫、腎芽腫、肝芽腫の違いについてまとめる。
神経芽腫、腎芽腫、肝芽腫の違い
神経芽腫 | 腎芽腫(Wilms腫瘍) | 肝芽腫 | |
発生部位 | 副腎髄質 | 腎 | 肝臓内 |
腫瘍マーカー 鑑別! |
尿中VMA↑ NSE↑ |
なし | 血清AFP↑ |
正中線を越えるか | 越える | 越えない | – |
治療 | 切除など | 外科的摘除(腫瘍を含む腎・尿管も) | 術前化学療法+切除 |
バニリルマンデル酸(VMA)は、カテコールアミンの代謝産物の1つ。
神経芽腫はカテコールアミンを産生する腫瘍なので、代謝産物であるバニリルマンデル酸が増加する。
α-フェトプロテイン(AFP)とは、正常な胎児の肝臓などで作られている蛋白。
肝がんでは、昔に戻って再び作られるようになる。

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