SIADHの病態
病態は、ADHの過剰分泌か腎臓でのADHの感受性亢進のいずれか。
体内に水分が貯留し、血液が希釈されて、低Na血症をきたす。
バソプレシン分泌が低下する尿崩症と逆の病態と考える。
SIADHの症状
全身倦怠感、食欲不振など
SIADHの原因
肺小細胞癌
薬剤性:ビンクリスチン、カルバマゼピン、抗うつ薬、SSRIなど
二次性に起こる。
肺小細胞癌により異所性にADHが産生されたり、中枢神経系疾患や肺疾患が原因となる。
また、ビンクリスチン、カルバマゼピン、抗うつ薬、SSRIなどが原因となる薬剤性に見られることもある。
SIADHの診断基準
低Na血症(135mEq/L以下)
低浸透圧血症(280mOsm/kg以下)
高張尿(尿浸透圧300sm/kg以上)
尿中へはバソプレシンにより水がいかないので、高張になると考える。
SIADHの治療
基礎疾患の治療
水制限

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