多発性骨髄腫とは?
多発性骨髄腫は形質細胞のがんです。形質細胞ががん化することで、骨髄腫細胞というものになることで、発症します。
骨髄腫細胞は増殖を続け、Mタンパクという抗体として役に立たないものを産生するのです。
骨髄腫細胞やMタンパクによって、多発性骨髄腫の症状が起こることになります。
形質細胞
B細胞から分化してでき、抗体を作る働きをもつ。
多発性骨髄腫の症状はCRAB(クラブ)と覚える?
多発性骨髄腫の症状は、CRAB(クラブ)というゴロで覚えることができます。
それぞれ、以下のような症状の英語の頭文字です。
高Ca血症 (Calcium elevation)
腎障害 (Renal insufficiency)
貧血 (Anemia)
骨障害 (Bone disease)
骨髄腫細胞から破骨細胞の働きを促進し、骨芽細胞の働きを抑制する物質が出るため、骨吸収が亢進し、高Ca血症や骨病変をきたす。
腎障害は、M蛋白が糸球体に引っかかり、沈着することで起こる。
貧血は、骨髄で骨髄腫細胞が増殖することで正常な造血が抑制されるため。
CRAB(クラブ)のゴロや覚え方は?

CRAB(クラブ)とだけ覚えていても何を意味するのかまったくわからないので、タコクラブと覚えましょう。
タコは、多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)を意味します。
CRAB(クラブ)は、それぞれ症状の英語の頭文字です。
後は、CRABがそれぞれ何を意味するかを知っておけばOK。

医師向けに、薬剤情報提供サービス「メドピア」ができました。
現在会員募集に力を入れている段階で、2,000円分のポイントがもらえる登録キャンペーンを実施中です。
すでに会員の医師からの紹介で登録すると、2,000円分のポイントがもらえます。
私の紹介で良ければシリアルコード【ycflqt】で登録してみてください。
詳しい登録の手順は「メドピアの登録のやり方」にまとめました。
シリアルコード【ycflqt】で登録!
http://kasotuukablog.com/medpeertourokuyarikata/