T1強調、T2強調、FLAIRの鑑別
脳脊髄液 | 白質と灰白質でどっちが白いか? | 覚え方 | |
T1強調像 | 黒 | 白質 | タイでパクパク |
T2強調像 | 白 | 灰白質 | |
FLAIR像 | 黒 | 灰白質 | フレーフレー!貝パクパク |
T1、T2、FLAIRの順番で覚える。
FLAIRはT2の水を黒くしたものと考える。
T2の水が白いと覚えると、反対のT1は水が黒。
T1は白質が名前の通り、白と覚える。
T2はその逆で灰白質が白。
FLAIRは元がT2なので、同じく灰白質が白と覚える。
問題1
出典:https://yu-dai-physicalblog.hatenablog.com/entry/2018/07/09/223512
脳脊髄液が黒い→T1強調orFLAIR
白質が白い→T1強調
問題2
出典:http://citec.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=25660
脳脊髄液が黒い→T1強調orFLAIR
灰白質が白い→FLAIR
MRIの種類 特徴 わかる疾患など T1強調 水が黒なので、脳室も黒
白質が灰白質より白い大脳皮質と白質などの解剖学的な構造が捉えやすい T2強調 水が白なので、脳室も白
灰白質が白質より白い多くの病巣が高信号となるので病変の抽出に有用 T2スター 鉄沈着やヘモジデリンが真っ黒になるので、出血が黒くなる 出血性病変(黒色)
過去の出血巣確認
無症候性微小出血FLAIR 水の信号を抑制したT2強調画像
(脳室が黒のT2強調画像)ラクナ梗塞
慢性期脳梗塞(白色)
脳室と隣接した病巣が明瞭に描出拡散強調像 脳梗塞となると細胞が浮腫になり、細胞外液腔が狭くなる。すると、水分子のブラウン運動が阻害されて、拡散が低下し高信号となる。 急性期脳梗塞の部位判定(白色) ADC(みかけの拡散係数)map 拡散が上昇すると高信号。
水分子のブラウン運動を定量化したもの。灰白質は脳の外側。白質は脳の内側。

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