溶連菌感染後急性糸球体腎炎の病態
PSAGN
溶連菌に感染し咽頭炎、扁桃炎、丹毒などになった後、2週間程度で発症する。
溶連菌に感染し、産生された抗体が免疫複合体を形成し、糸球体基底膜に沈着する。
すると、白血球浸潤などにより糸球体腎炎が起こり、血尿、たんぱく尿、乏尿をきたす。
腎機能が低下するので、循環血漿量が増加し、高血圧や浮腫もきたす。
溶連菌感染後急性糸球体腎炎の症状
血尿、たんぱく尿、乏尿、高血圧、浮腫
溶連菌感染後急性糸球体腎炎の診断
ASO↑
補体↓(C3、CH50)
蛍光顕微鏡:C3の沈着
電子顕微鏡:hump
溶連菌感染後急性糸球体腎炎の治療
対症療法。
安静:免疫複合体が原因なので、抗菌薬などは使わない
食事療法(塩分、水分制限):高血圧となるから

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