眼科

網膜剥離をきたす疾患の鑑別

網膜剥離をきたす疾患の鑑別

中心性漿液性脈絡網膜症 フォークト・小柳・原田病 加齢黄斑変性症
病態 脈絡膜血管の透過性亢進により、網膜下に血漿成分が貯まることで黄斑部に限局した漿液性網膜剥離をきたす メラノサイトに対する自己免疫疾患 加齢により代謝産物を処理する網膜色素上皮細胞が障害されることで老廃物が貯まると、炎症や虚血が生じる。すると、VEGFが生じて、脈絡膜から新生血管ができる。
新生血管は脆いので、出血や血漿の漏出が起こることで、網膜剥離が起きて視細胞が障害される。
症状 変視:ものが歪んで見える
小視:ものが小さく見える
遠視化
黄斑部に限局した症状が出るのがポイント
夕焼け状眼底
感冒様症状
脳脊髄液細胞数増多
難聴
視力低下
変視
原因 ストレス
過労
メラノサイトに対する自己免疫 喫煙
加齢
眼底・OCT 眼底検査・OCT:黄斑部に限局する漿液性網膜剥離

出典:109I46
多発性の滲出性網膜剝離

出典:107I48
眼底検査:黄斑部出血

出典:112C31
OCT:脈絡膜新生血管、網膜剥離
蛍光眼底造影 蛍光眼底造影:点状漏出

出典:109I46
蛍光眼底造影:蛍光色素の漏出
網膜剥離の広がり 黄斑部に限局 多発性
治療 ストレスを避ける
経過観察
ステロイド
自己免疫疾患だから
新生血管が中心窩に及ぶ場合:
抗VEGF薬硝子体注射
光線力学療法(PDT)
新生血管が中心窩を外れている場合:

レーザー光凝固

 

 

 

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