ERCPで膵炎が起こる?
ERCPの合併症として膵炎が起こることがあります。
全体の2-7%に起こり、稀に(0.3-0.6%)重症化することもあります。
ERCP後の合併症として最も多いものが膵炎です。検査後の膵炎は全体の2-7%、に起こるとされています。ほとんどは軽症の膵炎で数日間の入院延長で改善しますが、稀に重症化(0.3-0.6%)した場合には強い疼痛や多臓器不全や胆管炎を起こす可能性もあり、他にも十二指腸や胆管の損傷による出血、穿孔(穴があくこと)、腹膜炎などの重篤な合併症を起こし命に関わることもあります。
出典:http://syoukaki-oita.com/checkup/c_result05.php
ERCP後の膵炎はなぜ起こる?
ERCP後の膵炎が起こる理由は、3つあるとのこと。
・カテーテル操作による細菌の侵入
・浮腫をきたすことで膵液の流出が悪くなる
・造影剤によるアレルギー
1.)カテーテルを通じて雑菌が無菌状態の総胆管や膵管の中に入ってしまう
2.)カテーテルの操作や造影剤による管が圧排し、その後、軽度の浮腫を来すことで胆汁や膵液の流出が緩慢になってしまう
3.)造影剤を使用するため、造影剤によるアレルギー症状が出現する可能性
出典:https://kango-oshigoto.jp/hatenurse/article/1537/

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