胃静脈瘤の分類と治療
出典:https://xn--o1qq22cjlllou16giuj.jp/archives/13734
胃静脈瘤は、どこにあるかで3つに分類される。
分類 | 意味 | 治療 |
Lg-c | 噴門周囲の静脈瘤 | 内視鏡的硬化療法 |
Lg-f | 穹窿部に孤立するもの | バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO) |
Lg-cf | 噴門部から穹窿部に連続するもの | バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO) |
cは硬化。fがあればBRTOと覚える。
cはcardiac region(噴門部)の略。
fはfundus(穹窿部)の略。
Lg-cは、食道静脈瘤と交通しており、内視鏡的硬化療法で問題ない。
Lg-fとLg-cfといった噴門から離れたところの静脈瘤は、胃カメラの固定が難しい、また硬化剤が狙ったところに的確に入らない。
下大静脈や腎静脈とシャントを形成している場合があるので、シャントや側副路をバルーンなどで閉塞させてから硬化剤を入れるBRTOを行う。
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