循環器内科

急性冠症候群の病態と分類

急性冠症候群の病態


出典:https://www.jhf.or.jp/pro/hint/c1/hint007.htm

ACS:acute coronary syndrome

動脈硬化により、冠動脈にできたプラークが突然破裂することで、血栓が作られ、閉塞により虚血となる。

血栓による閉塞が持続すると、急性心筋梗塞となる。

従来は、動脈硬化が次第に進行し内腔が狭窄することで不安定狭心症や心筋梗塞が起こると考えられていた。

しかし、冠動脈の狭窄が軽度でもプラークが破れ、血栓による閉塞が起こり虚血になる病態があることがわかり、急性冠症候群といわれるようになった。

急性冠症候群が怖いところは、冠動脈造影ではプラークがわからないこと。

プラークは血管の内膜の中にでき、血管はリモデリングにより拡大するので、血管内腔は狭窄しないことがある。

なので、冠動脈造影で正常や軽度狭窄でも実はプラークがあって、急性冠症候群をきたすことがある。

急性冠症候群の分類


出典:http://www.hiroclinic.net/acs/index.html

急性冠症候群は、病態を指す。

疾患としては、不安定狭心症や急性心筋梗塞、心臓突然死などを含む。

不安定狭心症:今までと症状のでる状況や頻度、強さなどが増悪したもの。

非ST上昇型心筋梗塞:ST上昇は見られないが、心筋逸脱酵素が検出されるもの。

ST上昇型心筋梗塞:ST上昇と心筋逸脱酵素がどちらも検出されるもの。

急性冠症候群の治療

ヘパリン、抗血小板薬、冠拡張薬など

血栓による閉塞が原因なので、抗凝固薬や抗血小板薬が有効だと考えられる。

 

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