消化器内科

急性胆嚢炎の病態、症状、診断、治療

急性胆嚢炎の病態


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%86%E5%9A%A2%E7%AE%A1

90%は胆石が胆嚢頚部や胆嚢管にはまり、細菌感染することで、炎症をきたす。

原因となる胆石は動物性脂肪の摂取量増加によりできやすく、肥満に多いので、肥満が急性胆嚢炎のリスクとも言えると考えられる。

急性胆嚢炎の症状

シャルコー3徴候:

食後の右季肋部痛(胆嚢の炎症による)

発熱(感染症だから)

黄疸(胆石が胆囊頸部に嵌頓したり炎症が波及することで総肝管や総胆管が狭窄し、閉塞性黄疸をきたす)

急性胆嚢炎の診断

マーフィー徴候(特異度が高い):深吸気時の右季肋部圧痛

血液検査:肝胆道系酵素↑(ALP↑、γ-GTP↑)

エコー・腹部CT:胆嚢壁肥厚、胆嚢腫大、胆嚢結石


出典:112A70

炎症により、腫大し、壁も肥厚する。

急性胆嚢炎の治療

胆嚢摘出術を前提とした治療を行う

初期治療:絶食、輸液、抗菌薬、鎮痛薬

可能な限り早期:腹腔鏡下胆嚢摘出術

早期に手術不能もしくは全身状態不良の場合:経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)

食事は痛みを増悪するので、絶食とし輸液を行い、鎮痛薬で痛みを緩和する

感染があるので、抗菌薬を投与

抗菌薬は血液培養や胆汁培養で起因菌を同定して選択

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA