必修

尿管結石の病態、疫学、症状、診断、治療、再発予防

尿管結石の病態

尿路で尿成分が析出して結石となる。

尿管結石の疫学

腎臓と尿管の上部尿路結石が95%を占める。

シュウ酸Ca結石が80%。

30〜50歳代男性に好発。

脱水で発症しやすいので、夏に多い。

尿管結石の症状

突然の腰背部から側腹部の疝痛

外陰部への放散痛

肉眼的血尿

CVA叩打痛

結石が突然詰まるため、激しい疼痛を感じる。

また、結石により尿管が傷つけられ、出血すると考える。

CVAの場所には、尿管があるので、痛みを感じるのだろう。

尿管結石の診断

腹部単純X線:尿酸・シスチン・キサンチン結石は描出されない

腹部単純CT:全ての結石が描出

腹部エコー

尿検査:潜血+

尿管結石の治療

疼痛:NSAIDs坐薬

10mm未満:保存的療法:水分摂取、運動など

10mm以上:積極的除去法(体外衝撃波結石破砕術など)

10mm未満は自然に排石が期待できるので、保存的療法。

10mm以上なら、排石されないので、体外衝撃波結石破砕術などで除去する。

尿管結石の再発予防

水分摂取:1日尿量2,000mL以上の維持

食事指導:プリン体やシュウ酸の摂取制限、カルシウムの適切な摂取

クエン酸製剤:尿中でカルシウムイオンとキレート結合して溶けるから予防になる

シュウ酸Ca結石が80%を占めるので、シュウ酸の吸収を抑えるのが有効と考える。

 

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