膠原病内科

関節リウマチの病態、症状、検査3つ、治療詳しく

関節リウマチの病態


出典:https://yukawa-clinic.jp/knowledge/basicknowledge/synovial-membrane.html

RA:Rheumatoid arthritis

自己免疫による滑膜炎によって、対称性の多発関節炎をきたす。

進行すると関節が破壊される。

滑膜とは、関節を包む関節包の内側の膜。

関節リウマチの症状

関節症状の特徴 朝のこわばり
左右対称性の多発性関節炎
遠位指節間関節(DIP)は侵されない
関節外症状 皮下結節

出典:http://azuma-rheumatology-clinic.jp/rheumatism/rheumatism_01.html
晩期症状5つ ボタンホール変形
スワンネック変形
尺側偏位

出典:https://www.pinterest.co.uk/pin/766878642777360417/外反母趾

出典:https://www.fukuokaseikei.com/disease/足の疾患/外反母趾とは/
環軸関節亜脱臼

関節症状の特徴は、朝のこわばりと左右対称性の多発性関節炎。

遠位指節間関節(DIP)は侵されないのが特徴。

DIPが侵されるなら変形性関節症か乾癬が疑われる。

こわばりとは、関節を動かすのが難しいという感覚。

晩期には、関節破壊によって変形をきたす。

関節リウマチの診断


出典:http://www.yagi.or.jp/about/rheumatism.html

関節X線:骨びらん、左右対称性、関節裂隙狭小化

関節MRI:滑膜炎を診断できる

関節エコー:滑膜炎の有無と程度を評価できる

血液検査:RF+、抗CCP抗体+(特異度高い)、CRP上昇、赤沈上昇

MRIとエコーは滑膜炎を評価できるので、初期の評価に重要だと考える。

関節リウマチの治療 頻出!

基本薬:
メトトレキサート(腎機能障害には禁忌)などの抗リウマチ薬
メトトレキサートが効果がない場合:
メトトレキサートを増量
増量しても不十分:
生物学的製剤(TNFα阻害薬、JAK阻害薬、IL6受容体阻害薬)
腎機能が低下している場合:
ステロイド

ステロイドは、長期的な関節破壊防止効果が期待できないので基本薬とはならないが、抗リウマチ薬が効果を発揮するまでの短期間に限って使われる。

また、ステロイドは腎機能障害のあるRAにも使用可能。

生物学的製剤には、TNFα阻害薬、JAK阻害薬、IL6受容体阻害薬などがある。

関節リウマチは、発症から初期の頃に一気に進行するので、いきなり強い治療を行うために、メトトレキサートが第一選択となっている。

 

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