心筋梗塞で酸素投与する理由
心筋梗塞では、換気血流不均衡や肺の液体貯留などが原因で、軽度の低酸素状態にあるため。
急性期には全例で酸素投与を行う。
Ⅱ型呼吸不全があればCO2ナルコーシスの危険があるため、低濃度で慎重に投与する。
(2)酸素投与
心筋梗塞症急性期には全例で酸素投与を行う。 通常は経鼻カニュレまたはフェイスマスクにより2〜5 L/分で開始する。 酸素投与により虚血心筋障害が抑制する可能性があり86)、またST上昇が抑制されることも報告されている87)。 合併症のない心筋梗塞症患者でも、初期には換気血流不均衡や肺の液体貯留などが原因の軽度の低酸素状態にあると考えられている88)。 慢性閉塞性肺疾患を合併している患者では酸素投与により炭酸ガスナルコーシスをきたす可能性があり、低濃度で慎重に投与するべきである。 また、高度の肺うっ血や肺水腫、機械的合併症により低酸素血症が高度な場合は気管内挿管のうえ、人工呼吸器管理とする。出典:https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0008/G0000020/0011

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