心肺停止で心停止と呼吸停止はどちらが先か考えてみた
心肺停止とは、心臓と呼吸が停止した状態のこと。
どちらが先に起こるのかというと、どちらが先でも起こりえると考えられる。
心臓が停止すると、全身の臓器への血流がなくなり、酸欠となる。
それにより、横隔膜などの呼吸筋が働かなくなると、呼吸ができなくなる。
一方、窒息などで肺が働かなくなると、酸素が取り込めなくなり、低酸素血症となる。
最終的には、心停止に陥ることになる。
このように、心肺停止でどちらが先に起こるかというのは病態によると考えられる。