糖尿病ケトアシドーシスの病態
1型糖尿病患者がインスリンの自己中断をしたり、感染やストレスでインスリンの作用が低下する。
すると、糖分が使えないので、血糖値が上昇し、浸透圧利尿により脱水となる。
また、β酸化が亢進し、ケトン体が過剰に産生される。
その結果、ケトン体増加による代謝性アシドーシスであるケトアシドーシスをきたす。
1型糖尿病に好発。
糖尿病ケトアシドーシスの症状
意識障害
脱水による症状(口渇、多飲、多尿、血圧低下、頻脈など):高血糖による浸透圧利尿による
ケトアシドーシス:ケトン体増加による
クスマウル大呼吸
アセトン臭
糖尿病ケトアシドーシスの原因
インスリンの自己中断、感染症、ストレス
糖尿病ケトアシドーシスの診断
血液検査:血糖値↑↑、ケトン体↑、代謝性アシドーシス、BUN↑
尿検査:尿糖+、尿中ケトン+
糖尿病ケトアシドーシスの治療
生食の輸液:脱水に対して
速効型インスリン静注、ついで持続点滴静注:高血糖に対して
低K血症となるので、電解質のフォロー

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