仮想通貨のCirculating Supply(供給量)とは何なのか?
Circulating Supply(供給量)から一体どんなことが考えられるのかについて説明したいと思います。
また、日本円の供給量についてのデータから”日本円がオワコン”といわれる理由について解説させていただきます。
目次
仮想通貨のCirculating Supply(供給量)とは?
仮想通貨のCirculating Supplyとは、日本語で直訳すると”循環供給”を意味します。
つまり、仮想通貨の”現在の供給量”のことです。
仮想通貨には、発行上限が設定されているものが多くあります。
そのため、仮想通貨の現在の発行量(供給量)を知っておくことはとても大切なのです。
仮想通貨のCirculating Supply(供給量)は何を意味する?
仮想通貨が、発行上限に対して現時点でどの程度発行されているかという割合は、今後の仮想通貨の将来性を考える上で重要な指標となるでしょう。
引用:Cryptocurrency Market Capitalizations
時価総額の上位5つの仮想通貨の供給量について考えてみたいと思います。
仮想通貨 | Circulating supply(現在の供給量) | 発行上限 | 発行上限に対する現在の供給量の割合(%) |
ビットコイン | 1678万BTC | 2100万BTC | 79.9% |
リップル | 387億XRP | 1000億XRP | 38.7% |
イーサリアム | 9678万ETH | なし | – |
ビットコインキャッシュ | 1689万BCH | 2100万BCH | 80.4% |
カルダノ | 259億ADA | 450億ADA | 57.6% |
基本的に発行上限の設定されている仮想通貨の方が長期的には希少性が増していくと考えられます。
また、発行上限に対する現在の供給量の割合が高いほど今後の新しい仮想通貨の供給が見込めないため、希少価値は高いと考えられるでしょう。
そのため、価格の値上がりが期待できると考えることもできます。
※実際には、価格の値上がりはさまざまな要素を基にして生じるので、Circulating Supply(供給量)のみで判断はできません。
また、発行上限が設定されている仮想通貨はインフレになりにくいとも考えられます。
インフレとは、インフレーションの略語で、通貨の価値自体が暴落し、例えばリンゴ1個の価格が1億円といったようにとんでもない価格になった状態のことです。
仮想通貨は日本円などの普通の通貨と違って、発行上限が設定されているため、将来的にインフレが起こらないような対策が行われています。
日本円のCirculating Supply(供給量)は増え続けている
日本円のCirculating Supply(供給量)は、月単位で右肩上がりに増え続けています。
年月 | 日本円のマネタリーベース(兆円) |
2010/12 | 104 |
2011/12 | 118 |
2012/12 | 131 |
2013/12 | 193 |
2014/12 | 267 |
2015/12 | 346 |
2016/12 | 426 |
2017/12 | 474 |
日本銀行によると、日本の通貨供給量(マネタリーベース)は一貫して右肩上がりに上昇となっています。
日本のマネタリーベースは、2010年12月に104兆円であったものが、2017年12月は474兆円にまで増加しているのです。
これは、単純に日本円の供給量が5倍になることで通貨としての希少価値が失われていると考えられます。
つまり、日本円の価値がかなり低下しているといってもいいのではないでしょうか?
なので、ツイッターなどでは「日本円はオワコン」と言われているのです。
「JPY(日本円)はオワコン」という感覚は、まだ99.99%の人は理解できないものだと思う。ぼくはもう完全にオワコンだと確信してます。
2018年以降、この感覚が広く共有されるようになると思いますよ。だってほんとにオワコンじゃないですかw— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年12月30日
つまり、Circulating Supply(供給量)が無制限に増えていく日本円よりも、Circulating Supply(供給量)の上限が設定された仮想通貨を買ったほうが将来的に価値が上昇するという考えによるものなのです。
この考えは論理的に考えるとすごく自然な考えとなります。
なので、今後は持っているだけで価値が目減りしていく日本円(JPY)ではなく、価値が上昇していくと考えられる仮想通貨に資産を変えた方がいいという考えの人が増加していくでしょう。
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