呼吸器内科

COPDの病態、症状、原因、診断、治療

COPDの病態

喫煙により、気管支に炎症が起きることで、咳嗽や喀痰がみられる。

また、肺胞が破壊されて肺気腫となり、酸素の取り込みや二酸化炭素を排出する機能が低下する。

進行性であり徐々に増悪すること、気管支喘息と違い不可逆であることが特徴。

COPDの症状

徐々に増悪する労作性呼吸困難、咳嗽、喀痰

進行していくから徐々に増悪する

気道の狭窄により咳嗽。気道の炎症により喀痰。

肺胞の破壊により酸素化できないので、呼吸困難をきたす。

COPDの原因

長期の喫煙歴

COPDの診断

身体所見:呼気延長、口すぼめ呼吸、胸鎖乳突筋の肥大、打診上鼓音

気管支が狭窄しているので、呼気が延長する。

唇により呼気に抵抗を加えて気道内の圧力を高めることで気道の狭窄をふせぐ。

努力呼吸をしているため、胸鎖乳突筋の肥大。

肺気腫をきたすため打診で鼓音となる。

胸部X線:肺過膨張、肺野透過性亢進、滴状心、横隔膜平坦化


出典:https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/copd/about/04.html

呼吸機能検査:1秒率低下、残気率上昇

フローボリューム曲線:下に凸

気道狭窄のために最大流速が低下するが、特に末梢気道が閉塞をきたす呼気後半の最大流速が低下するから。

動脈血ガス:A-aDO2上昇、DLCO低下

肺胞の破壊によって拡散能が低下するから。

COPDの治療

慢性安定期

日常生活:

禁煙

インフルエンザワクチン

呼吸リハビリテーション

薬物療法:

長時間作用性β2刺激薬
長時間作用性抗コリン薬

酸素療法
※在宅酸素療法は適応基準を満たす必要がある。PaO2≦55%(SpO2≦88%)など

※ステロイドは基本的に使わないが、急性増悪で使うこともある

急性憎悪時

薬物療法:

A antibiotics:抗菌薬
B bronchodilator:短時間作用性β2刺激薬吸入
C corticosteroid:ステロイド全身投与

酸素療法:

CO2ナルコーシスにならないように低濃度から。

 

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