核黄疸の病態
核黄疸とは、新生児期に間接ビリルビンの値が異常に高くなることで、BBBを通過して、基底核や海馬などを中心にビリルビンが沈着する。
その結果、神経細胞が破壊されて、脳性麻痺や死亡をきたす。
新生児のBBBは未熟なのと、間接ビリルビンは脂溶性なので、BBBを通過しやすく、脳にも沈着しやすいから起こる。
症状は、ビルルビンが上昇するので、黄疸が現れる。
流れ | 症状 | |
第1期 | 筋緊張低下 傾眠傾向 |
傾眠傾向 筋緊張低下 吸啜不良 |
第2期 | 痙性症状 | 筋緊張亢進 けいれん 後弓反張 発熱 |
第3期 | 痙性症状の消失 | 第2期の症状の喪失 |
第4期 | 錐体外路症状 | アテトーゼ型の脳性麻痺 聴覚障害 上方凝視麻痺 精神遅滞 |
核黄疸の治療
治療は、予防として光線療法を行う。
光線を当てて、ビリルビンを直接ビリルビンに変換することで排出を促進する。

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