血圧を測る時、聴診器で音が聞こえないときがあります。
どういった原因で聴診器で音が聞こえないのでしょうか?
OSCEやポリクリでコロトコフ音を聴診しながら血圧を測定する場面は必ずあります。
血圧測定で聴診器でコロトコフ音が聞こえない理由をテーマにお話をさせていただきます。
目次
血圧測定のとき聴診器でコロトコフ音が聞こえない理由
聴診器の設定が間違っている
聴診器がベル面で音を聞く設定になっていると血圧測定時に聴診器で音が聞こえません。
聴診器で音が聞こえないときに1番よくあることです。
なので、聴診器で音が聞こえない時、まずはベル面で聞く設定になっていないかを確認しましょう。
聴診器は、チューブのところを回転させると、設定が膜型とベル型に変わるのです。
雑音とコロトコフ音の区別がつかない
周囲の雑音とコロトコフ音の区別がつかないと音が聞こえないと感じます。
上の動画を見ると、コロトコフ音は、規則的に聞こえるドッドッドッドッ・・・という音だということがわかります。
まずは、動画を見て、正常音を確認しておきましょう。
正常音がわかっていれば、実際に血圧を測定するときに音が認識できるはずです。
やり方が間違っている
コロトコフ音は、血圧計のマンシェットの圧を強くしているときは聞こえません。
圧をゆるくしていくと、少しずつ聞こえるようになり、だんだんと音が大きくなっていきます。
そのまま、圧を下げていくと、音が聞こえなくなります。
音の「聞こえ始め」が収縮期血圧、音の「聞こえなくなる点」が拡張期血圧となるのです。
なので、聴診器で音は、「聞こえない→聞こえる→聞こえない」というように推移すると把握しておくことも大切です。
その他の聴診器で音が聞こえないときの対処法
音が聞こえないときには以下のような対処方法もいいとのことです。
・聴診器を密着させる
・聴診部位を変えてみる
コロトコフ音がどんな音かを知っておこう
コロトコフ音がどんな音かを知っておくと断トツに聞き取りやすくなります。
youtubeにある血圧測定時の聴診器の音をいくつか紹介します。
実際に自分が聴診しているつもりで聞いてみるとめちゃくちゃ勉強になりますよ。
正常な音をいくつか知っておくと、必ず聞き取れるようになりますよ。
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