気になったこと
異状死体の届出の時間 | 24時間以内 ※所轄の警察署へ |
特定健康診査まとめ
概要 | メタボリックシンドロームの該当者と予備軍を抽出して保健指導を行う。 |
目的 | 生活習慣病の医療費の抑制 |
実施者 | 医療保険者 |
対象者 | 40〜74歳の被保険者 |
項目の一部11 | 血圧 尿糖(糖尿病),尿蛋白(腎不全) 空腹時血糖またはHbA1c 中性脂肪,HDLコレステロール,LDLコレステロールまたはNon-HDLコレステロール AST,ALT,γ-GTP |
項目 | 特定保健指導の基準値 |
腹囲 | 男性:85cm以上、女性:90cm以上:女性の方が骨盤が大きいから高い? |
血糖値 | 空腹時血糖値100mg/dL以上 or HbA1c5.6%以上 |
脂質 | 中性脂肪150mg/dL以上 HDL-C 40mg/dL未満 ※基準値があるのは中性脂肪とHDLコレステロールだけ |
血圧 | 130/85以上 |
喫煙歴 | あり |
医療計画の記載項目
記載項目 | 5疾病(癌、脳卒中、心筋梗塞などの心血管疾患、糖尿病、精神疾患) 5事業に関する目標 医療連携体制(地域連携クリニカルパスの普及) 情報提供の推進 在宅医療の確保 地域医療構想 医療圏の設定 基準病床数 病床の機能に関する情報提供の推進 医療従事者の確保 医療の安全の確保 地域医療支援病院などの整備目標 |
1歳6ヵ月と3歳児健康診査で行うこと
目的 | 運動機能、視聴覚障害、精神発達の遅延を早期発見し、心身障害の発生を予防:例えば、言語障害があれば介入するなどで社会生活に適応できるようにできる? |
検査内容 | 身体発育状況:適切に成長できているか 疾病異常(脊柱,胸郭,皮膚,歯,口腔,その他) 栄養状態 四肢運動障害 精神発達状況 言語障害:言語発達の途中なので必要と考える 予防接種の実施状況:疾病の予防のために不可欠 育児上の問題事項 ※3歳児健診ではさらに疾病異常(眼、耳鼻咽頭) |
主要な死因の粗死亡率と年齢調整死亡率の推移
死亡率の順位 | 死因 | 粗死亡率の推移 (2006年に対する2016年) | 年齢調整死亡率の推移(2006年に対する2016年) |
1位 | 悪性新生物 | 増加 | 減少 |
2位 | 心疾患 | 増加 | 減少 |
3位 | 肺炎 | 増加 | |
4位 | 脳血管疾患 | 減少:tPAなどの治療の進歩による? | 減少 |
自殺 | 減少:近年2万人程度に減少していることから考える | 減少 | |
結核 | 横ばい | ||
老衰 | 増加 | 増加:老衰のみ増加 ※医学の進歩により疾患では死ににくく、老衰で死ぬ人が増えていると考える |
一問一答
成人男性が1日に必要とする鉄吸収量 | 1mg |
学校保健安全法で定められている学校健診の必須項目3つ | 尿 歯と口腔 脊柱と胸郭の疾病 |
使用前の注射針は感染性廃棄物になる? | なる:鋭利なものは感染性廃棄物となる |
不登校で精神科医は往診するか? | しない:しないのが一般的 |
死力とは? | 瞬間死亡率 |
死力が1より大きくなることはある? | ある |
50歳死亡率とは? | 50歳になった者が51歳になる前に死亡する確率 |
平均寿命は実際の人口の年齢構造により変化する? | しない:年齢別死亡率によって変化する |
老年人口(65歳以上)の割合:2019年 | 28.4% |
人口の割合は男女どっちが多い? | 女性:平均寿命が長いから |
生産年齢人口(15〜64歳)の割合 | 60.6%(2015年) |
年間妊産婦死亡数 | 約50人/年 |
医療計画でクリニカルパスは書かれている? | ある |
産業医の根拠法 | 労働安全衛生法 |
産業医の選任後に届け出るところ | 所轄の労働基準監督署 |
未知の感染症の地域から帰国したもの(対象者)のリストを作成するのは? | 検疫所 |
救命救急センターの認可をするのは | 厚生労働大臣 |
救急車搬送患者の急病の割合 | 65% |
救急車を呼ぶ前に緊急性の有無を相談する窓口の設置が推進されている? | されている:救急安心センター |
予防接種の根拠法 | 予防接種法 |
へき地医療拠点病院の役割 | 遠隔医療などの診療支援 代診医の派遣なども |
無医地区の数の推移 | 減少している:交通網の整備などによる |
有機溶剤を扱う労働者の特殊健康診断の頻度 | 6ヶ月に1回 |
特定健康診査の特定保健指導の判定項目は? | 腹囲 空腹時血糖値 HbA1c トリグリセリド(中性脂肪) HDLコレステロール:なぜか善玉の方? 血圧 喫煙歴 ふけ!とれ!Hなケツのタバコ 腹囲、タバコ+血糖、脂質、血圧 |
特定健康診査の目的は? | メタボリックシンドローム該当者と予備軍の抽出と指導 |
特定健康診査について
行う主体 | 国民健康保険などの医療保険者 | 医療費の抑制が目的なので、保健所ではない |
対象者 | 40〜74歳の被保険者 | 生活習慣病になりやすいから |
目的 | 生活習慣病の医療費の抑制のため | |
概要 | 血糖値、脂質、血圧などの結果からリスクが高く、生活習慣の改善が必要な人を対象に、生活習慣改善のための特定保健指導を行い、生活習慣病を予防する。 | |
必須項目 | 血圧測定 尿検査(尿糖,尿蛋白) 血液検査 ・脂質検査(中性脂肪,HDLコレステロール,LDLコレステロールまたはNon-HDLコレステロール) ・血糖(空腹時血糖、HbA1c) ・肝機能(AST,ALT,γ-GTP) など | 血液検査も脂質と血糖値と肝機能に着目したものだけ。 血圧測定はすぐできるので、含まれると考える。 |
心電図はやる? | しない | 心臓の疾患は関係ない。特定健康診査は、生活習慣病をスクリーニングする目的なので、心電図などは基本的に行わない。 |
特定健康診査の特定保健指導の基準値
項目 | 特定保健指導の基準値 |
腹囲 | 男性:85cm以上、女性:90cm以上 |
血糖値 | 空腹時血糖値100mg/dL以上 or HbA1c5.6%以上 |
脂質 | トリグリセリド(中性脂肪)150mg/dL以上 HDL-C 40mg/dL未満 |
血圧 | 130/85以上 |
喫煙歴 | あり |
いくつ該当するかで、積極的支援と動機付け支援にわかれる。
さらに、状態が悪い人のために、受診勧奨判定値も設定されている。
異状死体について
判断基準4つ | 外因による死亡や疑い:不慮の事故、自殺、他殺、原因不明の外因死 外因による外傷の続発症:外傷に続発した敗血症 診療行為に関連した予期しない死亡や疑い:注射、麻酔、手術、検査などによる予期しない死亡 死因が明らかでない死亡 |
対応 | 24時間以内に所轄警察署に届出:感染症のように直ちに報告しないと感染が拡大するということはないから24時間以内と少し緩い? |
詰めの一問一答
被用者保険とは? | 雇われて働く人=被用者を対象とする保険 |
後期高齢者医療制度は被用者保険の一部? | ではない:被用者保険とは切り離されて後期高齢者医療制度に組み込まれる |
国民健康・栄養調査は何年ごと? | 毎年:栄養調査は簡単だから毎年 |
国民生活基礎調査は何年ごと? | 3年 |
未成年者の喫煙禁止の根拠法 | 未成年者喫煙禁止法 |
人工妊娠中絶の適応条件に胎児の致死的な変化は含まれる? | 含まれない:正常でも中絶は多いと考える |
潜在性結核感染症は届出が必要? | 必要 |
結核登録票の管理を行うのは? | 保健所 |
隔離が必要な結核患者の特徴 | 喀痰の結核菌塗抹陽性 |
放射線業務従事者の定期検査の対象4つ | 白血球数 赤血球数 水晶体(白内障が起こるため) 皮膚(皮膚障害が起こるため) |
トルエンは職業性アレルギーの原因となる? | ならない |
光化学オキシダントは具体的に? | オゾン |
精度が高いと何が高くなる? | 再現性:精度が高い→ばらつきが少ない→いつもほぼ一定 |
地域包括ケアシステムの根拠法 | 介護保険法 |
育児休業給付金の根拠法 | 雇用保険法 |
産休期間の根拠法 | 労働基準法 |
育児休業期間の根拠法 | 育児・介護休業法 ※産休と育児休業は別で規定されている |
医療観察法で入院は義務つけられている? | いない。外来でも良い |
BCGワクチンの接種時期 | 5〜8ヶ月:定期接種の生ワクチンはMR、水痘、BCGの3つだが、1歳までにできるのはBCGのみ。それだけ結核予防に力を入れていると考える。 |
MRワクチンの接種時期 | 1歳以降 |
国際生活機能分類とは?
生活機能 | 障害 |
心身機能・身体構造 | 機能障害 |
活動 | 活動制限 |
参加 | 参加制約 |
ICF:International Classification of Functioning
背景因子として、個人因子と環境因子がある。
これらが生活機能に影響を与えることで障害が生まれる。
全人類を対象としている。
食事摂取基準について
目的 | 生活習慣病の予防 |
エネルギーについての指標 | BMI |
対象者 | 健康な人 |
区分 | 年齢層別・男女別 |
無機質についてはある? | ある(マグネシウム,カルシウム,リンなど) |
災害拠点病院に必要な条件3つ
広域災害医療に対応できる(広域搬送への対応など)
自己完結型の医療救護班の派遣機能がある
耐震構造(免震構造までは求められない)
何回も間違うもの
地域包括支援センターの根拠法 | 介護保険法:高齢者の虐待や相談などの高齢者の福祉に関するから |
まぎらわしい根拠法
未熟児養育医療 | 母子保健法:未熟児は胎児と同じ扱いと考える |
小児慢性特定疾患治療研究事業 | 児童福祉法:小児の福祉に関することだから |
研究手法と目的
手法 | 何の対策? | 理由 |
症例数計算 | 偶然誤差への対応 | 本当は差があっても症例数の不足による偶然誤差により、その差を検出できないことを避けるため |
ランダム割り付け | 交絡への対応 | ランダム割付により、介入群と対照群とで様々な交絡因子や背景因子の状況を均一にする |
二重盲検 | 情報バイアスの防止 | |
ITT(割り付け重視の分析) | 内的妥当性の担保 |
患者調査について
実施主体 | 厚生労働省 |
何年ごと | 3年 |
回答者 | 病院や診療所 ※患者ではないことに注意 |
わかること | 受療率:ある特定の日に治療のために、全ての医療機関に入院や通院、往診などをした患者の割合 平均在院日数 患者数(推計患者数、推計退院患者数、総患者数(傷病別)) |
保険の適応 医療保険か介護保険か?
精神科デイケア | 医療保険 |
デイケア(通所リハビリテーション) | 介護保険 |
訪問診療 | 医療保険 |
往診 | 医療保険 |
訪問看護 | 介護保険 |
訪問介護 | 介護保険 |
予想問題の一問一答
医療事故調査委員会の設置やメンバー構成に決まりはある? | ない |
医療事故が発生した場合の対応 | 遺族に説明後、医療事故調査・支援センターに報告が義務づけられている |
産科医療補償制度の目的 | 現在の医療では発症を完全に防ぐことができない脳性麻痺児に対しての補償 |
産科医療補償制度で医師の過失は関係ある? | 関係ない。無過失でも補償金は支給される |
産科医療補償制度の補償申請の期限 | 満5歳の誕生日 |
産科医療補償制度の使える病院 | 加入している分娩機関のみ |
産科医療補償制度で対象外となるもの | 先天性のもの 新生児期の要因による脳性麻痺 |
特定生物由来製品を使用した場合の情報保管期間 | 20年間:昔、血液製剤で薬害があったから |
死亡診断書を届け出る人 | 家族 |
剖検所見は記載する? | 解剖を実施した場合は記載する |
罹患率の定義 | その年に病気が新規発生した割合 |
喫煙本数が多いほど肺癌死亡率が高いことは喫煙と肺癌の因果関係を証明する? | しない:因果関係の証明は難しい。交絡因子がある可能性もあるから。 |
標準化死亡比を求める上で必要なデータ | 観察集団の人口、死亡数など 全国の年齢別の中皮腫死亡率 |
標準化死亡比の求め方 | 観察集団の中皮腫死亡数の合計/(全国の年齢階級別の中皮腫死亡率×観察集団の年齢階級別の人口)の総和 |
陽性尤度比が大きいことが意味すること | 確定診断に有用。 感度に対して特異度が高い検査を意味する。 |
人口ピラミッドの図の様式 | 左半分が男性、右半分が女性 下から上に年齢が増えていく 出典 |
年間の死亡者数 | 130万 |
がんによる死亡割合 | 30% |
男性の悪性新生物の年齢調整死亡率トップ3 | 1肺、2胃、3大腸(はい!大腸) |
麻薬中毒者の届出の根拠法 | 麻薬及び向精神薬取締法 |
麻薬中毒者の届出先 | すみやかに知事へ ※警察でないのが意外と覚える ※覚せい剤は関係ない? |
医師のみが交付できるもの | 死体検案書 ※診断書や死亡診断書は場合によっては歯科医師も交付できる |
監察医の根拠法 | 死体解剖保存法 |
保健センターの根拠法 | 地域保健法 |
地域包括支援センターの根拠法 | 介護保険法 |
土中での腐敗速度(地上における死体の腐敗速度を1とした場合) | 1/8 |
水中での腐敗速度(地上における死体の腐敗速度を1とした場合) | 1/2 |
生活反応とは? | 呼吸や心拍動に基づいて起こるもの。 つまり、生体にしか起こらない反応。 痂皮、気道浮腫など |
心臓機能停止患者に対する救急救命士の特定行為3つ | 気管挿管 乳酸リンゲル液輸液 アドレナリン静注(薬剤投与はアドレナリンのみ) |
高額療養費制度での自己負担限度額の月額 | 8万程度 |
循環器疾患とは? | 心疾患だけでなく、脳血管疾患も含む。 循環器内科では、脳血管疾患は取り扱わないが、循環器疾患という言葉では含むことに注意。 |
国民健康・栄養調査は何年ごと? | 毎年 |
野菜類の摂取量の推移 | 減少傾向 |
果物類の摂取量の推移 | 減少傾向 |
魚介類の摂取量の推移 | 減少傾向 |
肉類の摂取量の推移 | 増加傾向 |
乳類の摂取量の推移 | 減少傾向 |
がん検診の有効性の評価対象 | 集団全体のその癌の死亡率の低下 |
次世代育成支援対策推進法に規定されているもの | 育児休業の取得促進 |
母子健康手帳の交付に必要なもの | 自己申告制(医師の証明は不要) |
産前・産後休業の根拠法 | 労働基準法 |
産前休暇の時期 | 産前6週間 |
育児のための勤務時間短縮の根拠法 | 育児・介護休業法 |
低体重児の届出の対象 | 出生体重2,500g未満 |
産婦が受け取ることができる給付2つ | 出産育児一時金(42万円) 育児休業給付金(給料の67%) |
継母(ままはは)とは | 血のつながっていない母 |
虐待の通告先2つ | 福祉事務所 児童相談所 |
新生児死亡の定義 | 生後4週未満の死亡 |
乳児死亡の定義 | 生後1年未満の死亡(生後4週未満の死亡も含む) |
周産期死亡の定義 | 妊娠22週以後の死産:22週未満は流産になるから? もしくは生後1週未満の死亡 |
合計特殊出生率の推移 | 徐々に減少していたが、2005年を底に持ち直している。1.43程度 出典 |
リハビリテーションの最終ゴールの決め方 | 患者とその家族と話し合って決める。 回復期リハビリが開始された後のカンファレンスによる。 |
回復期リハビリ病院へ転院する時に診療情報提供書に書くこと | ADL:最終的な |
国際生活機能分類(ICF)の生活機能モデルにおける生活機能3つ | 心身機能・身体構造(body functions,body structures) 活動(activity) 参加(participation) |
生活機能モデルで個人因子に含まれるもの | 年齢 性別 当事者の態度 意欲 ※疾病はどこにも含まれない |
生活機能モデルで環境因子に含まれるもの | 車椅子などの福祉機器 バリアフリー環境 周囲の人の態度 家族の存在 |
ノーマライゼーションの理念3つ | 社会的理解 社会的自立 普通の生活 |
自立支援医療とは? | 身体障害者や精神障害者のための医療の公費負担の制度 |
自立支援医療の根拠法 | 障害者総合支援法 |
定点把握とは? | 選ばれた定点医療機関からのみ報告される |
疑似症とは? | 確定はしないが、ある感染症を疑う症状が認められるもの |
検疫感染症とは? | 日本には病原体が常在しない感染症で、検疫の対象となるもの |
HIV針刺し事故の予防内服の時間 | 2時間以内 |
製造と使用が禁止されているもの2つ | ベンジジン 黄リンマッチ |
じん肺の合併症と認められる業務上疾病 | 原発性肺癌 結核性胸膜炎:かかりやすくなるから |
光化学オキシダントの構成物質2つ | 窒素酸化物(NO,NO2) 炭化水素 |
光化学オキシダントの環境基準はある? | ある |
光化学オキシダントの発生しやすい時期と時間帯 | 夏の正午:太陽光線の作用が強いから |
水質環境基準が「検出されないこと」3つ | アルキル水銀 全シアン(シアン化合物) PCB(ポリ塩化ビフェニール) |
水道水媒介,塩素消毒無効,煮沸有効の消化器症状の強い集団感染の原因 | クリプトスポリジウム |
ダイオキシンはDNAを直接損傷する? | しない |
国際労働機関(ILO)の役割 | 労働者の健康の擁護 |
日本の政府開発援助(ODA)の特徴4つ | アジア重視 二国間協力重視 有償資金協力(返済が必要なもの) NGOがODAに比べて規模が小さい |
精度の同義語 | 信頼性 再現性 |
正確度とは | 測定値が真の値とどの程度近いか |
精度とは | 複数回の測定結果のばらつきの度合い |
標準偏差とは | 個々のデータのばらつきの度合い |
標準誤差とは | 推定される平均値の標準偏差(ばらつき)を示す値 |
標本サイズが大きいと標準誤差はどうなる? | 小さくなる |
推定とは | 標本集団から母集団の特性を推測すること |
推定は仮説を立てる必要がある? | ない |
システマティックレビューとは? | 既存の研究を集めて分析する |
システマティックレビューでメタアナリシスは行う? | 行う |
システマティックレビューは何人で行う? | 複数人:客観性・網羅性を保つため |
ジュネーブ宣言の内容 | 秘密を尊重 患者の健康を第一の関心事とする |
民法における医師の注意義務 | 患者の本人確認 |
レスキュードーズの効果判定 | 痛みと副作用の評価による:鎮痛薬を増量しても痛みの程度に変化がなく、副作用が増強する場合、オピオイド鎮痛薬に反応しにくい痛みと考える |
レスキュードーズの投与量 | 1日量の6分の1 |
respite(レスパイト) | 一時的休止 |
レスパイトケア | 障害者や高齢者などを在宅で介護する家族を負担から一時的に解放するサービス |
医療事故調査制度の根拠法 | 医療法 |
地域包括ケアシステムの圏域 | 中学校区 |
地域包括ケアシステムの根拠法 | 介護保険法 |
地域医療構想での機能分化はどのようにして起こる? | 医療機関が自主的に機能分化に応じる |
育児休業制度の休みはいつまで? | 子が1歳に達するまで |
育児休業給付金の根拠法 | 雇用保険法 |
居宅介護支援事業所の対象者 | 要介護者のみ |
居宅介護支援事業所でケアマネジャーの配置の義務付けはある? | ある |
居宅介護支援事業所のサービスは何給付による? | 介護給付:要介護者のみが対象だから |
本位の意味 | 判断や行動をするときの基本となるもの |
持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)の特徴 | 先進国を含むすべての国に適用される普遍性が最大の特徴 |
職業病や中毒
中毒 | 影響 | 所見など |
鉛(取扱い作業) | 小球性低色素性貧血(ヘムの合成障害による) 橈骨神経麻痺 腹痛(仙痛) 腎障害 | 尿中δ-アミノレブリン酸↑ バッテリー製造業がリスク |
ベンゼン | 骨髄系疾患:再生不良性貧血(造血機能障害)、白血病 発がん性 | |
クロム | 鼻中隔穿孔 | |
有機水銀 | 中枢神経障害 | |
ベリリウム | 湿疹 | |
インジウム | 間質性肺炎 | |
硫化水素 | 肺水腫 | |
一酸化炭素 | 皮膚は紅潮 チアノーゼなし | |
パラコート | 直後:嘔吐 口腔内びらん 3〜14日後: 呼吸器症状、肺水腫 | 除草剤のこと ※高濃度酸素投与は禁忌 |
トルエン(有機溶剤)の所見 | 尿中馬尿酸↑ | |
塩化ビニルモノマー | 肝血管肉腫 | |
メッキ作業 | 鼻腔癌 | メッキ作業に用いられるクロム酸液の付着による |
鉛の所見 | 尿中δ-アミノレブリン酸↑ | 鉛によるヘム合成阻害により、中間産物のδ-アミノレブリン酸が尿中に排出される |
亜鉛 | 金属熱 | |
マンガン | パーキンソン症候群 | マンガのパーマン症候群と覚える |
カドミウム | 腎障害(ファンコーニ症候群) | |
メタノール | 視神経炎 | 「目散る」アルコール |
トルエン | 中枢抑制 頭痛 めまい 倦怠感などの(不定愁訴) 肝障害 | シンナーのことなので、中枢抑制があるので薬物中毒者に使われると考える。 肝臓で代謝されるから肝障害をきたすと考える。 |
一酸化炭素(暴露の測定項目) | CO-ヘモグロビン量 |
学校保健
実施学年 | ||
胸部X線撮影(結核)を全員にする学年 | 高校1年生と大学1年生のみ | けーかく的な恋の代償 |
心電図 | 小1,中1,高1で全員 | 神殿で少尉と中尉が行為 |
聴力検査 | 幼,小2,小・中・高の奇数学年 | 超能力でキス |
検尿 | 毎年 | |
視力 | 毎年 | |
健康診断の根拠法 | 学校保健安全法 |
結核対策
接触者健康診断 | IGRA(インターフェロンγ遊離試験)あるいはツベルクリン反応検査 ※結核のスクリーニングはこの2つ |
直接監視下短期化学療法(DOTS)を行う? | 行う |
BCG接種の時期 | 生後5〜8ヶ月まで |
予防接種について
予防接種を受けることは義務? | 義務ではない |
種類2つ | 定期接種(勧奨接種)、任意接種 |
定期予防接種の対象疾病12 | 日本の 富 士 は Big! 推 ケ イ 百 万 歩 級 日本の:日本脳炎 富:風疹 士:ジフテリア は:破傷風 Big!:B型肝炎 推:水痘 ケ:結核(BCGワクチン) イ:インフルエンザ桿菌(Hib) 百:百日咳 万:麻疹 歩:ポリオ 級:肺炎球菌 |
食中毒まとめ
細菌性 | 感染型 | サルモネラ カンピロバクター 腸管出血性大腸菌 腸炎ビブリオ ウェルシュ菌 |
毒素型 | ボツリヌス菌 黄色ブドウ球菌 セレウス菌 | |
ウイルス性 | ノロウイルス | |
自然毒 | 植物性 | キノコ |
動物性 | フグ |
潜伏期間 | 食前加熱 | |
感染型 | 長い | 有効 |
毒素型 | 短い | 無効 |
例外
※ボツリヌス菌は毒素型だが、易熱性で熱に弱いため、加熱は有効。
潜伏時間 | |
腸炎ビブリオ | 6~24時間 |
黄色ブドウ球菌の毒素 | 1~6時間後※めちゃくちゃ早い |
食中毒一問一答
年間患者数 | 2〜3万人/年 |
年間死亡者数 | 数人程度:めっちゃ少ないので、死亡すればニュースになる |
食中毒で事件数1位 | カンピロバクター |
食中毒で患者数1位 | ノロウイルス(最多):集団発生しやすい? |
夏季に多いもの | 腸炎ビブリオ |
冬季に多いもの | ノロウイルス |
ノロウイルスは加熱が有効か? | 有効 |
食中毒が判明したら直ちに届けるところ | 保健所長 |
原因物質の判明率 | 98%:病原体は判明しやすい? |
原因食品の判明率 | 84% |
多い時期 | 冬:ノロウイルスが多いから |
食中毒の原因食品で事件数が最も多い分類 | 魚介類:生カキのノロウイルスがあるから? |
ノロウイルスの感染予防 | 石鹸と流水で十分な手洗いとうがいを行う |
食中毒の原因物質の第1位 | 寄生虫(アニサキスがほとんど) |
自然毒による食中毒は化学物質による食中毒より多い?少ない? | 多い |
医療費の負担割合
健康保険法での小学校入学前の児童 | 2割 |
障害者総合支援法の自立支援医療(育成医療) | 1割 |
自立支援医療(育成医療)に先天性心疾患は含む? | 含む |
介護保険について
第1号被保険者 | 第2号被保険者 | |
年齢 | 65歳以上 | 40〜64歳 |
総数 | 3400万人(少ない) | 4200万人(多い) |
第1号被保険者は、65歳以上であると覚える。
すると、第2号被保険者は40〜64歳とわかる。
40〜64歳の人の方が25歳分の年代であることと、死亡者が少ないことから、40〜64歳の人の方が多いと考える。
住宅改修に利用できる? | できる |
訪問看護と訪問介護との併用 | できる |
ケアプランを利用者が自分で作れる? | できる |
要介護になる原因多いもの2つ | 認知症(25%) 脳血管疾患(18%) |
増加している区分 | 要支援1・2 要介護1 |
要支援の給付 | 予防給付 |
要介護の給付 | 介護給付 |
要介護となって初めて利用できるもの | 介護老人保健施設への入所といった施設サービス |
地域包括支援センターの活動4つ
総合相談や支援
高齢者の虐待の対応などの権利擁護
介護予防ケアマネジメント
包括的・継続的ケアマネジメントの支援
支援困難事例でのケアマネジャーへの指導・助言
地域ケア会議の充実
死後経過時間の推定方法
直腸内温度の低下速度 | 死後10時間まで:1℃/時で低下 死後10時間〜:0.5℃ずつ低下(室温まで) ※死亡時の直腸温を37℃として推定 |
死斑 | 2時間で出現 4~5時間までは体位変換で容易に移動 頻出! 6時間で著明 12時間で完成 24時間で固定 |
死後硬直 | 2時間で発現 6時間で全身に広がり 12時間で最高 |
国民生活基礎調査とは?
国民生活基礎調査とは? | 保健、医療、福祉、年金、所得について世帯面から知るための調査 |
対象 | 無作為抽出した世帯 |
何年ごと? | 3年 |
介護についての調査は? | あり |
所得に関する調査は? | あり |
国勢調査と同時? | 違う |
国勢調査について
調査方式 | 全数調査 |
回答様式 | 自記式 |
外国人も対象となる? | なる |
何年ごとに実施? | 5年 |
人口動態調査?人口静態調査? | 人口静態調査 |
症例対照研究とコホート研究の違い
症例対照研究 | コホート研究 | |
どうやって行う? | 過去にさかのぼって喫煙・飲酒などの要因となり得るものの情報を症例群と対照群それぞれについて集める。 | ある要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、疾病の発生率を比較する。 |
時間の方向性 | 後ろ向き | 前向き |
想起バイアスの影響 | 受ける | 受けない |
罹患率の推計は可能か | できない | できる |
オッズ比(ある事象の起こりやすさを2つの群で比較したもの)は計算できる? | できる | |
研究の種類 | 観察研究 | 観察研究 |
交絡因子の補正可能? | できる:多変量回帰分析が有効 | |
信頼性の高さ | 低い | 高い ※RCTとかが含まれるから? |
症例対照研究:過去にさかのぼって喫煙・飲酒などの要因となり得るものの情報を症例群と対照群それぞれについて集める。
疾患にかかった患者群を対象に要因を調査する研究。
対照として疾患にかかっていない集団についても同様に、特定の要因への曝露状況を調査。
2集団を比較することで、要因と疾病の関係性を評価する。
コホート研究:特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡。
疾病の発生率を比較することで、要因と疾病の関係性を調べるというもの。
症例対照研究は、後ろ向きに行うので想起バイアスがあるし、罹患率推計はできない。
コホート研究は、前向きに行うので、想起バイアスは関係ないし、罹患率の推計はできる。
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死胎検案書
死胎検案書を作成する職種 2つ | 医師、助産師 |
死胎検案書を作成する条件2つ | ・医師や助産師が分娩に立ち会っていない ・妊娠満12週以降の死産 ※死産児の分娩に立ち会った場合は死産証書、立ち会っていない場合は死胎検案書を作成 |
多胎分娩で必要となる死胎検案書の数 | 死産した児の数 |
死胎検案書作成後、記載内容の変更の届出場所 | 市区町村 |
がんとリスクファクターの関係
高脂肪食 | 大腸癌 乳癌 膵癌 |
低い身体活動 | 大腸癌 |
HPV | 子宮頚癌 中咽頭癌 |
高食塩食 | 胃癌 |
病院機能評価事業について
目的 | 病院の問題点を明らかにして、具体的な改善の方向や目標を明らかにする |
審査方法 | 書面審査と評価調査者による訪問審査による |
認定証の有効期限 | 5年 |
認定病院の割合 | 26% |
病院機能評価の認定の結果を広告できる? | 可能 |
要介護認定の流れ
介護認定のレベルにより、支給額が異なるので、レベルの認定は慎重に行われる
市区町村が調査員を派遣し、訪問調査
↓
コンピュータによる一次判定
↓
主治医意見書を元に、介護認定審査会で二次判定
出生証明書の項目
出典:https://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/shimin_m/todokede_shushoutodoke_kisairei_9.html
必要か? | |
妊娠週数 | ○ |
血液型 | ×:血液型は不要。これから調べるので必要なしと考える |
医師の名前 | ○ |
母の氏名 | ○ |
出産した子の数 | ○ |
発見者まとめ
通仙散 | 華岡青洲 |
種痘法 | エドワードジェンナー:天然痘の予防接種 |
ペニシリン | アレクサンダーフレミング |
体外受精 | ロバート・エドワーズ |
ピロリ菌 | バリーマーシャル博士 |
DNAの三次元立体構造 | ワトソン |
自殺について
最も多い自殺の手段 | 縊頸(首吊り):過半数 |
同居人ありの割合 | 7割:独居者に多いわけではない |
多い地域 | 東北(寒いから?) |
自殺の死亡者数(2018) | 2万人程度 |
男性の自殺率は女性の何倍?(2017年) | 2.3倍 |
健康日本21(第二次)の最終目標
健康日本21(第二次)の最終目標 | 健康寿命の延伸 健康格差の縮小 |
こころの健康についても対策はある? | あり |
公衆衛生で覚えるべき数値などまとめ
覚えるべき数値など | 数値 | 意味 |
合計特殊出生率(2018) | 1.42 | |
65歳以上の者のみの世帯割合 | 27%(全世帯の) | |
老年化指数の定義 | 65歳以上人口を年少人口(15歳未満人口)で割り100を乗じた指数 | |
現在の老年化指数 | 230% | |
総再生産率の求め方 | (女児出生数/人口)×世代の年数+・・・の和 | 一人の女性が生涯に産む平均の女児の数 |
平均寿命の求め方 | 0歳以上の定常人口/0歳生存数 | |
日本人女性の平均寿命(2018) | 87.32歳 | |
日本人男性の平均寿命(2018) | 81.25歳 | |
1960年代中盤までの寿命の延伸理由2つ | 乳幼児死亡率の低下 青年期における結核の克服 | |
悪性新生物の死亡率1位はいつから? | 1980年代 | 高度経済成長期により先進国になった後からと考える |
1970年代の脳卒中死亡率の低下理由 | 降圧薬普及による脳出血の減少 | |
肺炎の粗死亡率の変化 | 増加傾向 | |
肺炎の年齢調整死亡率の変化 | 減少傾向 | |
自殺の死亡者数(2018) | 2万人程度 | |
肝がんが西日本に多い理由 | HCV罹患者が多い | |
男性の自殺率は女性の何倍?(2017年) | 2.3倍 | |
アルマ・アタ宣言のゴロ | プライマリヘルスケアであったまる | |
死体を検案した時に届ける場所 | 所轄の警察署 | |
心停止後に提供できる臓器3つ | 膵臓、腎臓、眼球(角膜) | これ以外は脳死後のみ可能。異所性移植が可能な膵腎+眼球(血流がないから?) |
死産は何週以降? | 妊娠22週以降 | |
司法解剖の根拠となる法律 | 刑事訴訟法 | |
病理解剖と行政解剖の根拠となる法律 | 死体解剖保存法 | |
完全失業率(18年平均) | 2.4% | |
完全失業率が最も高い世代 | 15~24歳 | |
死産証書を届ける人 | 原則として父 | |
死産の定義 | 死児の出産 | 分娩後の死亡は死産ではない |
肝臓癌の死亡率が高い生まれ年 | 1930年代 | HCVが多いから |
肺癌の死亡率が低い生まれ年 | 1930年代後半〜1940年代前半 | 戦後の物資不足によりタバコが手に入らなかったから生涯喫煙率も低いため |
精神科病床の平均在院日数の傾向 | 減少傾向 | |
死亡診断書と死体検案書の用紙は同じ?違う? | 同じ用紙 | 不要な方を二重線で消す |
寿命中位数とは? | 生存期間の中央値 | コホートの当初の出生数の半数が死亡する年齢 |
日本の寿命中位数と平均寿命の関係 | 寿命中位数が平均寿命より3歳高い | |
死体検案について
意味 | 医師が死因等を判定するために、死体の外表を検査する |
解剖を含む? | 含まない |
遺族の承諾 | いらない |
警察への届出義務 | 検案して異状があると認めたとき、24時間以内に所轄警察署に届け出る |
死亡診断書と死体検案書
死亡診断書 | 死体検案書 | |
歯科医師 | 歯科疾患に限り可能 | できない |
医療職の就業者数
医療職 | 人数(万人) |
医師 | 32 |
看護師 | 115 |
保健師 | 5 |
薬剤師 | 30 |
歯科医師 | 10 |
福祉施設の違い
介護老人福祉施設 | 介護老人保健施設 | 介護療養型医療施設 | |
別名 | 特別養護老人ホーム | ||
適応 | 常時介護を必要とし、かつ自宅で受けることができない要介護者 | 入院治療は必要ないが、リハビリ、看護、介護が必要な要介護者 | 常時医学的管理が必要な要介護者 |
適応保険 | 介護保険 | 介護保険 | 介護保険 |
行うこと | 生活介護 中心 | 介護 リハビリ が中心 | 医療 中心 |
医療行為の有無 | なし | 少しあり | あり |
管理者 | 医師でなくていい | 原則医師 | 医師 |
具体的に行う事 | 食事、排泄、入浴の介助など | 医学的管理下での リハビリや介護 | 医学的管理下での リハビリや介護 |
介護老人福祉施設<介護老人保健施設<介護療養型医療施設
と医療行為が増えていくイメージで覚える。
精神障害者の医療の実態
精神病床の平均在院日数(2017) | 268日(最新に更新) | めちゃくちゃ長い |
精神病床数は人口千人当たり | 3床 | |
精神病床入院患者の65歳以上割合 | 半数を超えている | 半分以上が高齢者 |
入院患者で最多の疾患 | 統合失調症(過半数) | |
精神科外来患者で最多の疾患 | 気分障害 |
高齢者の医療費負担割合
70〜74歳 | 2割 |
75歳以上 | 1割 |
70歳以上の現役並み所得者 (課税所得145万円以上) | 3割(現役と同じ) |
70歳以上でも現役並み所得があれば、現役と同じで3割負担になる。
ITTとPPの違い
ITT | PP | |
英語 | intention to treat | per protocol |
意味 | 最初に割り付けられた群の通りに分析を行う方法。 | 手順通りに治療が行われた被験者のみの解析を行う方法。 |
メリットやデメリット | バイアスを最小限にでき、副作用による脱落なども含めるため、実際の臨床をよく反映していると考えられ、一般に用いられる。 | 副作用などによる離脱を排除してしまうため、治療効果を過大評価してしまう恐れがある。 |
偶然誤差とは?
偶然誤差とは? | 一定の方向性を持たない誤差。大きく見積もることも小さく見積もることもある。 |
防止策 | 症例数を増やすことで0にできる |
ベイズの定理とは?
検査前オッズ・・・検査対象者の中で非患者に対する患者の比
検査後オッズ・・・陽性と出た人の中で非患者に対する患者の比
検査後オッズ=検査前オッズ×尤度比
オッズ=確率/1-確率
検査後オッズ=検査後確率/1-検査後確率
検査前オッズ=検査前確率/1-検査前確率
死因別の死亡率ランキング
出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/kekka03.html
1位 | 悪性新生物(がん) | 高齢化と平均寿命の増加に比例して増加 |
2位 | 心疾患 | |
3位 | 肺炎 | 高齢化による誤嚥性肺炎の増加か |
4位 | 脳血管疾患 | tPAなどの治療法の発達により減っている? |
癌の臓器別の粗死亡率
死亡率が増加している癌 | 膵癌:特に高齢者で多い 乳癌:女性の社会進出による月経の増加による |
死亡率が減少している癌 | 胃癌→ピロリ菌除菌による 肝臓癌→罹患者の多い1930年代生まれの人の死亡によってC型肝炎が減少している? |
食生活の欧米化や女性の社会進出による月経の増加により、乳癌が増えている。
不慮の事故による死亡原因
乳児と高齢者 | 1位 窒息 2位 転倒転落 ※乳児と高齢者は死因が同じと考える 人は老いると赤ちゃんに戻る |
それ以外 | 1位 交通事故 |
一問一答
生命の危険がある入院患者の割合は? | 5% | ICUや救急外来を見ていると重症者が1割未満だとわかるはず |
リスボン宣言の内容は? | 患者の権利 | ・尊厳に関する権利 ・良質な医療を受ける権利 ・選択の自由の権利 ・自己決定の権利 ・情報に対する権利 |
総再生産率とは? | 総再生産率=一人の女性が生涯に産む平均女児数 (女児出生数/人口)×世代の年数+・・・の和 | |
偽陽性率の求め方 | 偽陽性率=1ー特異度=疾患でない人の中で検査で誤って陽性となる人の割合 | |
偽陰性率の求め方 | 偽陰性率=1ー感度=疾患である人の中で検査で誤って陰性となる人の割合 | |
ヘルスプロモーションの憲章は?2つ | ヘルスプロモーションをしている人は万国におったわ 万国→バンコク憲章 おったわ→オタワ憲章 | |
行動変容の実行期はどれくらい? | 実行期=行動を変えて6ヶ月未満 | |
リスクファクターの条件は? | AがBのリスクファクターとなるには、AがBの発症に先行する必要がある | |
出生証明書の作成の順番 | 分娩に立ち会った者のうち ①医師②助産師③その他の者 の順序で作成し、署名する 分娩に関しては助産師ができることは多いと覚える。 | |
死の受容のプロセスの著者は? | エリザベス・キュブラー・ロス | |
死の受容のプロセス | ロスのHITUJI H否認 I怒り T取引 Uうつ J受容 I | |
脳死後のみ移植ができるものは? | 膵臓、腎臓、眼球(心停止後に移植ができるもの)以外: 心臓・肝臓・肺・小腸 | 脳死後移植ができるものー心停止後に移植ができるもの=脳死後のみ移植可能な臓器 |
心停止後に移植ができるもの | 心停止後も自炊可! →腎臓・膵臓・角膜 | |
脳死後に移植ができるもの | NO!鹿は自炊の象徴! →心臓・肝臓・肺・腎臓・膵臓・小腸 | |
監察医制度による解剖は? | 行政解剖 | |
死の確徴3つとは? | 死斑、死体硬直、体温降下 | 早期の死体現象が現れること。 死斑、死体硬直、体温降下の3つ。 循環不全により現れる。 程度により、死亡してからの時間を推定できるので、死亡時刻の推定に使われる。 |
二次医療圏の根拠 | 都道府県が決める医療計画により決まる | |
へき地医療拠点病院の役割2つ | 代診医の派遣 へき地巡回診療車の派遣 | |
宣言と内容のゴロ
リスボン宣言 | 患者のけんりすぼん →患者の権利=リスボン宣言 |
アルマ・アタ宣言 | プライマリヘルスケアであったまる |
ヘルシンキ宣言 | 医学の研究減るシンキ |
医師の義務と規定する法律
応召義務 | 医師法 |
診断書等の交付義務 | 医師法 |
異状死体の届出義務 | 医師法 |
処方箋の交付義務 | 医師法 |
診療録の記載・保存義務 | 医師法 |
守秘義務 | 刑法 |
説明義務→インフォームドコンセント | 医療法 |
解剖の種類の違い
司法解剖 | 病理解剖 | 行政解剖(監察医制度) | |
根拠法 | 刑事訴訟法 | 死体解剖保存法 | 死体解剖保存法 |
目的 | 死因の精査 証拠の収集 責任の評価 | 治療や診断の正誤の確認 病巣部位の確認 | 死因の究明 公衆衛生の向上 |
適応 | 犯罪やその疑いのある死亡 | 犯罪と関係なく、死因が明確でない死亡 | |
許可 | 裁判所の許可(令状) |
監察医制度による解剖は行政解剖。
病理解剖は死因の究明ではなく、診断の正誤の確認のために行われることに注意する。
司法解剖と行政解剖はどちらも死因の究明のために行われるが、司法解剖は犯罪疑いのもの、行政解剖は犯罪とは無関係という違いがある。
法律の内容と根拠法
介護福祉士の資格 | 社会福祉士及び介護福祉士法 |
分煙の推進 | 健康増進法 |
母子健康手帳の交付 | 母子保健法 |
特別養護老人ホームの設置 | 老人福祉法 |
医療安全支援センターの役割 | 医療法 |
人工妊娠中絶 | 母体保護法 |
無診察治療の禁止 | 医師法 |
医業の独占 | 医師法 |
医師臨床研修 | 医師法 |
医療機関の管理者要件 | 医療法 |
インフォームド・コンセントの推進 | 医療法 |
病院・診療所の定義 | 医療法 |
特定機能病院 | 医療法 |
地域医療支援病院 | 医療法 |
病院・診療所の開設 | 医療法 |
医療計画 | 医療法 |
臨床研究中核病院 | 医療法 |
医療安全支援センター | 医療法 |
地域包括支援センター | 介護保険法 |
医師法と医療法の違い
医師法 | 医師個人の資格や職務に関する法律 |
医療法 | 診療所や病院などの医療機関に関する法律。 |
医療機関の種類
医療機関 | 内容 |
特定機能病院 | 高度な医療を提供する施設。大学病院など。 |
地域医療支援病院 | かかりつけ医を支援する病院。 |
臨床研究中核病院 | 治験や臨床研究を行う。 |
地域包括支援センター | 高齢者福祉や介護保険サービスの相談窓口。 |
医療安全支援センター | 患者からの苦情や相談にのる。 医療機関に対して医療安全に関するアドバイスや指導を行う。 |
専門職の役割
役割 | 専門職 |
薬の処方 | 医師 ※処方とは、医師が患者の病状に応じて、薬の調合と服用法を指示することだから |
尿道カテーテルの交換 | 看護師 |
ケアプランの作成2つ | ケアマネージャー 保健師 |
患者や家族の心理的、社会的、経済的問題の解決 | 医療ソーシャルワーカー |
昼食の介助 | ホームヘルパー |
応用的動作能力の回復。手芸や工作などによる。 | 作業療法士 |
基本的動作能力の回復 | 理学療法士 |
摂食・嚥下訓練 | 言語聴覚士 |
社会福祉に関する内容と根拠法
児童手当の支給 | 児童手当法 |
身体障害者手帳の交付 | 障害者福祉法 |
葬祭の費用の支給 | 生活保護法 |
小児慢性特定疾病の医療費助成 | 児童福祉法 |
在宅福祉サービスの提供 | 老人福祉法 |
特別養護老人ホームの設置 | 老人福祉法 |
業務災害に関する給付 | 労働者災害補償保険法 |
医療保険の種類と対象者
国民健康保険 | 退職者、無職者、自営業者 |
全国健康保険協会管掌健康保険 | 中小企業のサラリーマン |
組合管掌健康保険 | 大企業のサラリーマン ※組合があるということは大企業と考える |
共済組合 | 公務員、教職員 |
自営業や退職者は国民健康保険。
サラリーマンは健康保険。
公務員や教員は共済組合。
と簡単に覚える。
保険について
根拠法 | |
保険医 | 健康保険法 |
健康診断は保険診療に含まれない
国民医療費
国民医療費の総額(2017年) | 43.1兆円 | |
国民所得に対する割合(2017年) | 10.66% | |
財源内訳 | 保険料50% 公費40% 患者負担10% | 孔子保護して缶ジュース |
介護保険は含まれないことに注意する。
保険料は半分しかない。患者負担はたったの10%。
40%が公費で補填されているので問題があると考える。
医療保険が適用されるかどうか?
正常な妊娠・分娩 | × |
健康診断 | × |
予防接種 | × |
差額ベッド代 | × |
介護保険によるサービス | × |
健康診断や正常な分娩は疾患ではないので、保険が適用されないと考える。
予防接種も同様。
差額ベッド代という贅沢品にも適用されない。
介護も疾患ではないので、介護保険によるサービスにも適用されないと考える。
保健所の業務は?
保健所とは、健康を保つ場所と考えて、公衆衛生を向上させるための機関と考える。
なので、公衆衛生に関することが主な仕事となる。
保健所の業務 | |
地域保健に関する思想の普及 | 地域の公衆衛生を向上させるのも重要 |
人口動態統計や地域保健の統計 | 人口動態統計などの統計も公衆衛生には重要と考える |
栄養の改善と食品衛生 | 食品衛生に気をつけないと食中毒が出てしまうので重要 |
環境の衛生(住宅,水道,下水道,廃棄物処理,清掃) | 水道、下水、清掃などの環境衛生も公衆衛生に関わる |
医事と薬事 | 医療機関や薬を監視することも公衆衛生に関わる |
保健師に関すること | 保健師が働く場所なので、保健師に関することも仕事 |
公共医療事業の向上と増進 | 公共医療事業も公衆衛生に関わる |
母性,乳幼児,老人の保健 | 母性,乳幼児,老人の保健もそのまま公衆衛生のこと |
歯科保健 | そのまま |
精神保健 | そのまま |
難病の保健 | そのまま |
感染症の予防 | そのまま |
衛生上の試験と検査 | 衛生上の試験も行う |
基本的には公衆衛生を向上させる場所なので、様々な疾患や人の保健を担うと考えるとだいたいわかる。
しかし、人口動態統計、食品衛生、環境の衛生、医事と薬事も監視するというのは認識しておくべき。
市町村保健センターと保健所の違い
保健所 | 市町村保健センター | |
根拠法 | 地域保健法 | 地域保健法 |
設置 | 都道府県 政令市 特別区(東京23区) | 市区町村 |
役割 | 上述 | 地域的な身近なサービス |
監視機能 | あり | なし |
具体的な業務 | ー | 乳幼児健康診断(市区町村による) 未熟児 予防接種 癌検診 健康相談 訪問指導 健康診断 機能訓練教室 健康教室の開催 |
所長は医師か? | はい | いいえ |
公衆衛生の施策と根拠法
健康診査の実施 | 健康増進法 |
国民健康・栄養調査の実施 | 健康増進法 |
まとめ
健康日本21(二次)に含まれるメタボリックシンドロームのこと | メタボリックシンドロームの減少 | 二次に含まれるのはメタボリックシンドロームの減少で、認知ではない |
特定健康診査とは? | メタボリックシンドロームに着目した健康診査。 | |
特定健康診査の項目 | 身体計測、血圧測定、尿検査。 血液検査では、脂質検査、血糖、肝機能(AST,ALT,γ-GTP)を測定する。 | 心電図は、メタボリックシンドロームに関係ないので、基本項目には入っていない。 |
母子保健法に書いている幼児の健康診査の時期は? | 1.5歳、3歳 | |
母性健康管理指導事項連絡カードとは? | 主治医からの指導内容を事業者に伝えるためのカード。 | |
妊産婦死亡の定義 | 妊娠中から分娩後42日目までの死亡 | |
直接産科的死亡の定義 | =妊娠時の産科的合併症が原因で死亡したもの | |
妊産婦死亡数は? | 年間33人:2017年 | |
要支援の高齢者の紹介先2つ | ・地域包括支援センター →保健師による介護予防ケアプランの作成 ・居宅介護支援事業所 →訪問サービスを受ける? | |
ホームヘルパーの別名 | =訪問介護員 | |
採血で使用したアルコール綿は? | 感染性廃棄物(血液が付いている場合) | |
子供の保健と根拠法
妊産婦健康診査 | 母子保健法 |
未熟児養育医療 | 母子保健法 |
妊娠の届出 | 母子保健法 |
母子健康手帳の交付 | 母子保健法 |
乳幼児期の定期予防接種 | 予防接種法 |
小児慢性特定疾患治療研究事業 | 児童福祉法 |
児童相談所の設置 | 児童福祉法 |
産前、産後休業 | 労働基準法 |
紛らわしいので対比する
未熟児養育医療 | 母子保健法:未熟児は胎児と同じ扱いと考える |
小児慢性特定疾患治療研究事業 | 児童福祉法:小児の福祉に関することだから |
母性健康管理指導事項連絡カード
主治医からの指導内容を事業者に伝えるためのカード。
学校保健まとめ
小学校の健康診断の根拠法は? | 学校保健安全法 |
出席停止(個人)の決定者は? | 校長 |
臨時休業(学級閉鎖、学校閉鎖)の決定者は? | 学校の設置者 |
学校の設置者とは、国、地方公共団体、学校法人などの学校の所有者のこと。
個人レベルの出席停止は校長が決めるが、学級や学校レベルでは学校設置者が決める。
学校感染症の出席停止基準
分類 | いつまでか? | 該当疾患 |
第1種 | 治癒するまで | 1類感染症 2類感染症(結核除く) |
第2種 | 個別に定義がある | 個別に定義がある疾患 |
第3種 | 医師が感染の恐れがないと認めるまで | 3類感染症 流行性角結膜炎 急性出血性結膜炎 3類+結膜炎2つ |
絶対覚えるもの | 出席停止基準 |
インフルエンザ | 発症後5日を経過かつ解熱後2日経過 |
百日咳 | 特有の咳が消失 |
麻疹 | 解熱後3日経過 |
風疹 | 発疹が消失する |
水痘 | すべての発疹が痂皮化 |
咽頭結膜熱 | 主要症状が消退後2日経過 |
結核 髄膜炎菌性髄膜炎 | 医師に感染のおそれがないと認められるまで 第3種? |
流行性耳下腺炎 | 耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が発現した後、5日経過 かつ全身状態良好になるまで |
インフルエンザ、麻疹、咽頭結膜熱は以下のゴロで覚える。
出世した2度の勝因は三振振り逃げ
出世 | 出席停止 |
2度 | 2日 |
勝(しょう) | 主要症状が消退後 |
因 | 咽頭結膜熱 |
三 | 3日 |
振 | 麻疹 |
振り | インフルエンザ |
逃 | 2日 |
げ | 解熱後 |
小学生の疾病や異常の推移
1位 | 2位 | |
小学生 | 虫歯 | 視力1.0未満 |
中学生 | 視力1.0未満 | 虫歯 |
小学生と中学生で1位と2位が入れ替わる。
国際機関と事業内容
教育や文化の支援 | UNESCO:United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization |
児童の福祉・健康改善 | UNICEF:United Nations Children’s Fund |
専門家派遣による技術協力 | JICA:Japan International Cooperation Agency |
医師の届出義務
場所 | いつまで? | |
感染症 | 保健所 | 直ちにor7日以内に |
異状死 | 所轄警察署 | 24時間以内に |
感染症は、保健所が監視しているから。
異状死は、犯罪の可能性があるから警察署に届け出ると覚える。
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