P/F比とは?
P/F比とは、PaO2/FIO2のことで、酸素化ができているかを評価する指標。
PaO2は、FIO2が高いと高くなるので、PaO2が高いからといって必ずしも呼吸状態が良好とは言えない。
そのため、PaO2とFIO2の比で呼吸状態を判断する。
FIO2は、吸気に含まれる酸素濃度のことなので、大気中では0.21となる。
P/F比の正常値は?
PaO2の正常値は80〜100Torr。
大気中のFIO2は0.21。
よって、80÷0.21=約400より
PaO2/FIO2比の正常値は、約400〜500と計算できる。
300以下でARDSとなる。
軽症ARDS | 200<PaO2/FIO2≦300 |
中等症ARDS | 100<PaO2/FIO2≦200 |
重症ARDS | PaO2/FIO2<100 |
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