消化器内科

胆石症の病態、症状、診断、治療

胆石症の病態

胆石とは、胆道系に形成される結石のこと。

胆汁中の成分が析出して石ができる。

どこに結石ができるかで3つに分けられる

・胆嚢結石(80%)

・総胆管結石(20%)

・肝内胆管結石(まれ)

胆石症の症状

・脂質の多い食後に突発する右季肋部痛

・右肩甲部や右背部に放散痛

無症状のこともある

胆嚢炎を合併して症状をきたすことがある

胆石症の診断

血液検査:ALP、γ-GTP上昇


出典:http://www.us-kensahou-seminar.net/muse2/ch8/sub1/index.html

腹部エコー:アコースティックシャドーを伴う高エコー

アコースティックシャドーとは?

何も描出されない帯状の黒い影が、物体から下に伸びる。超音波を反射する硬い物体があることがわかる。

腹部CT:高吸収の結石を認める

MRCP、ERCP:結石に相当する欠損像

胆石症の治療

症状の有無や部位によって異なる

胆嚢結石

無症状:経過観察

有症状:胆石発作急性期→NSAIDs、抗コリン薬

痛み止めと胆嚢の蠕動を止めるために副交感神経を遮断する

最終的には、腹腔鏡下胆嚢摘出術

非手術例では、経口胆石溶解薬(ウルソデオキシコール酸)OK

しかし、適応がコレステロール結石、直径15mm未満、胆嚢収縮機能良好などと限られる

総胆管結石

総胆管ならば、部位的に内視鏡での治療が可能なので、内視鏡的治療が基本

内視鏡的乳頭括約筋切開術+内視鏡的砕石術

内視鏡的乳頭バルーン拡張術+内視鏡的砕石術

肝内結石

部分肝切除

肝内胆管癌の合併が多いから

 

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