天疱瘡と水疱性類天疱瘡の違い
尋常性天疱瘡/落葉状天疱瘡 | 水疱性類天疱瘡 | SLE 後天性表皮水疱症 |
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水疱の種類 | 弛緩性水疱 | 緊満性水疱 | |
抗原の場所 | 表皮細胞間 | 表皮基底膜 | 表皮基底膜 |
抗体の種類 | IgG、C3 | IgG、C3 | |
画像 | 出典 |
出典 |
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治療 | 副腎皮質ステロイド 免疫抑制薬 |
副腎皮質ステロイド 免疫抑制薬 |
尋常性天疱瘡と落葉状天疱瘡だけは表皮細胞間抗体。
水疱性類天疱瘡やSLE、後天性表皮水疱症は全て表皮基底膜抗体と覚える。
天疱瘡では、表皮細胞間の抗体によって水疱ができるので、浅いところにできるため、膜が薄いので、すぐに破れてしまう。
なので、弛緩性水疱となる。
一方、水疱性類天疱瘡は、比較的深いところにできるので、膜が厚くなかなか破れないため、弛緩した水疱となる。
どちらも自己免疫が原因となる疾患なので、治療は、自己免疫を抑えるために副腎皮質ステロイドと免疫抑制薬。
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