卵胞ホルモンの分泌の機序
出典:http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/ovaryhorumon.pdf
卵胞膜細胞の内側にある莢膜細胞は、LH 受容体を持っている。
LHの刺激により、血中からコレステロールを取り入れて、アンドロゲンを合成する。
一方、顆粒細胞には、FSH 受容体がある。
下垂体からのFSHの刺激によって、顆粒細胞中のアロマターゼを活性化し、莢膜細胞で生成されたアンドロゲンをエストロゲンに変換する。
最終的に、生成されたエストロゲンは卵胞腔液中と血中に分泌される。
排卵後、顆粒膜細胞と莢膜細胞は黄体に変化し、黄体ホルモンを分泌する。