循環器内科

急性心筋梗塞に徐脈が起こる機序は?治療は?

急性心筋梗塞に徐脈が起こる機序は?

急性心筋梗塞に徐脈が起こる原因は、房室ブロックもしくは洞不全症候群である。

下壁梗塞は、房室ブロックを合併しやすい。

心臓の下壁は右冠動脈によって養われているが、房室結節も同じく右冠動脈によって養われている。

そのため、右冠動脈が閉塞する下壁梗塞では、房室結節への血流も遮断されてしまうからである。


出典:https://med.toaeiyo.co.jp/contents/cardio-terms/anatomy-function/1-4.html

また、右冠動脈は、洞房結節も栄養しているので、右冠動脈の閉塞により、洞不全症候群となる。

洞不全症候群とは?

洞房結節の細胞の障害によって、徐脈をきたす。

徐脈の治療は?

徐脈によって、失神、けいれん、眼前暗黒感、めまい、息切れ、易疲労感などの症状が見られる場合は、徐脈改善のためにアトロピンの使用を検討する。

アトロピンは副交感神経を遮断することで、交感神経を亢進するため、徐脈改善に役立つからである。

 

【医師限定】「メドピア」登録で2,000円もらえるキャンペーン中!

医師向けに、薬剤情報提供サービス「メドピア」ができました。

現在会員募集に力を入れている段階で、2,000円分のポイントがもらえる登録キャンペーンを実施中です。

すでに会員の医師からの紹介で登録すると、2,000円分のポイントがもらえます。

私の紹介で良ければシリアルコード【ycflqt】で登録してみてください。

詳しい登録の手順は「メドピアの登録のやり方」にまとめました。

シリアルコード【ycflqt】で登録!

メドピアの登録のやり方は?シリアルコード・紹介コードを入力するのはここ!メドピアの登録のやり方をわかりやすく解説します。 シリアルコード・紹介コードの入力を忘れると紹介ポイントをもらうことができません。...

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA