皮膚科

壊死性筋膜炎とは?治療は?

壊死性筋膜炎とは?

壊死性筋膜炎とは、皮下脂肪組織と固有筋膜の間にある浅層筋膜における細菌感染症。

数時間〜数⽇で急速に進行し重篤な状態となる。

致死率は高いので、早期診断、早期治療が必要。

治療は、細菌感染症なので、抗菌薬を投与。

また、組織の壊死をきたすので、広域な外科的デブリドマンも必要。

まず重要なこと:壊死性筋膜炎を絶対に⾒逃さない!!! 壊死性筋膜炎は数時間〜数⽇の経過で急速に進⾏し、適切な治療が⾏われなければ致死的となる重症感染症である。早 期に診断して適切な抗菌薬を投与するだけでなく、迅速に外科的デブリドマンを⾏う必要がある。初期に壊死性筋膜炎 を⽰唆する所⾒として、(1)⽪膚所⾒と不釣り合いな強い痛み(初期には⽪膚所⾒が全くないことさえある)、(2)⽪膚所 ⾒の範囲を超えて広がる圧痛、(3)意識障害・頻脈・⾎圧低下・頻呼吸など全⾝状態不良(蜂窩織炎ではショックにならな い)、(4)急速に拡⼤する⽪膚所⾒が挙げられる。疑ったら緊急で感染症科にコンサルトする。診断⽬的の筋膜⽣検およ び治療⽬的のデブリドマンの適応については形成外科、四肢切断の適応については整形外科、会陰部の壊死性筋膜炎 (Fournier 壊疽)は泌尿器科へのコンサルトも検討する。原因菌が不明な段階でのエンピリック治療は以下の通り。 ・メロペネム 1 回 1g 8 時間ごと または ピペラシリン/タゾバクタム 1 回 4.5g 6 時間ごと +クリンダマイシン 1 回 900mg(1.5A) 8 時間ごと ±バンコマイシン 初回 25-30mg/kg 2 回⽬以降 15mg/kg 12 時間ごと(MRSA の関与が疑われる場合)

出典:⻲⽥1ページで読める感染症ガイドライン

 

 

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