感染症の分類のゴロと対応

感染症で就労制限できるもの

新感染症、新型インフルエンザ等感染症、１〜３類感染症まで

上から順番に３類まで。

分類が高いほどやばい感染症と考える。

感染症の全数把握となるもの

全数把握となる感染症	届出期間
新感染症疑い	診断後直ちに
新型インフルエンザ等感染症
１〜４類感染症
５類感染症の全数把握対象疾患	診断後7日以内に例外：麻疹、風疹、侵襲性髄膜炎菌感染症は直ちに

全数把握となる感染症が、以下の通りであるとおさえる。
新感染症疑い
新型インフルエンザ等感染症
１〜４類感染症
５類感染症の全数把握対象疾患

さらに、基本的に直ちに届出が必要。

超頻出

しかし、５類感染症の全数把握対象疾患だけは7日以内で大丈夫ということを覚える。

例外を覚えてその他は基本通りと覚えると覚えやすい。

入院勧告が可能な感染症は？

新感染症疑い
新型インフルエンザ等感染症
１〜２類感染症

２類以上の感染症で入院勧告ができる。

感染症を診断した場合の届出先は？

最寄りの保健所に届け出る。

保健所が公衆衛生を管理するから。

公費負担の対象になる感染症は？

新型インフルエンザ等感染症と２類まで。（1類・2類感染症）

つまり、入院勧告ができる疾患と同じと考える。

入院勧告できるのに公費負担ではないというのはありえないと考えると理解できる。

例えば、結核は２類なので公費負担になる。

感染症の分類のゴロ合わせ

分類	ゴロ	内容
１類	一番南米でえらいペットはクマ	一番：1類感染症南米：南米出血熱え　：エボラ出血熱ら　：ラッサ熱ぺ　：ペストト　：痘瘡（天然痘）ク　：クリミア・コンゴ出血熱マ　：マールブルグ病
２類	２丁目で時差ボケ	２：２類感染症丁：鳥インフルエンザ（H5N1、H7N9）時：ジフテリア差：SARS ボ：ポリオ（ボだがポ）ケ：結核
３類	サーセン！これはチーフの責任！出血大サービス！	サーセン！これはチーフの責任！出血大サービス！サー　：三類感染症これ　：コレラチーフ：腸チフス、パラチフス責任　：細菌性赤痢出血大：腸管出血性大腸菌感染症 ※責任はアメーバ赤痢ではなく細菌性赤痢！
４類	４問目！Ｑ＆Ａ　犬、鳥、兎、ボタン　マっ黄色なのはどれ？イイネ！	４問目！：４類感染症Ｑ＆　　：Ｑ熱Ａ　　　：Ａ型肝炎犬　　　：狂犬病鳥　　　：鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１及びＨ７N９を除く）兎　　　：野兎病（やとびょう）ボ　　　：ボツリヌス症タン　　：炭疽（たんそ）マっ　　：マラリア黄色　　：黄熱イイネ！：Ｅ型肝炎
５類	ゴマキ、イエで梅ぼしと栗とブドウを食らう	ゴ　　　　：５類感染症マ　　　　：麻しんイ　　　　：インフルエンザ（鳥・新型インフルエンザ等感染症を除く）エ　　　　：エイズ（後天性免疫不全症候群）梅　　　　：梅毒ぼ　　　　：Ｂ型肝炎し　　　　：Ｃ型肝炎栗　　　　：クリプトスポリジウム症ブドウ　　：メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（ＭＲＳＡ）食らう　：性器クラミジア感染症
５類で直ちに届出疾患	まずい風俗	ま：麻しんずい：侵襲性髄膜炎菌感染症風：風しん麻しん、風しんは５類だが、例外的に直ちに届出と覚える！

１類感染症（７疾患）のゴロ

一番南米でえらいペットはクマ

一番：1類感染症
南米：南米出血熱
え　：エボラ出血熱
ら　：ラッサ熱
ぺ　：ペスト
ト　：痘瘡（天然痘）
ク　：クリミア・コンゴ出血熱
マ　：マールブルグ病

２類感染症（７疾患）のゴロ

２丁目で時差ボケ

２：２類感染症
丁：鳥インフルエンザ
時：ジフテリア
差：SARS
ボ：ポリオ
ケ：結核

３類感染症（５疾患）のゴロ

サーセン！これはチーフの責任！出血大サービス！

サー　：三類感染症
これ　：コレラ
チーフ：腸チフス、パラチフス
責任　：細菌性赤痢
出血大：腸管出血性大腸菌感染症

４類感染症のゴロ

４問目！Ｑ＆Ａ　犬、鳥、兎、ボタン　マっ黄色なのはどれ？イイネ！

４問目！：４類感染症
Ｑ＆　　：Ｑ熱
Ａ　　　：Ａ型肝炎
犬　　　：狂犬病
鳥　　　：鳥インフルエンザ（Ｈ５Ｎ１及びＨ７N９を除く）
兎　　　：野兎病（やとびょう）
ボ　　　：ボツリヌス症
タン　　：炭疽（たんそ）
マっ　　：マラリア
黄色　　：黄熱
イイネ！：Ｅ型肝炎

５類感染症のゴロ

ゴマキ、イエで梅ぼしと栗とブドウを食らう

ゴ　　　　：５類感染症
マ　　　　：麻しん
イ　　　　：インフルエンザ（鳥・新型インフルエンザ等感染症を除く）
エ　　　　：エイズ（後天性免疫不全症候群）
梅　　　　：梅毒
ぼ　　　　：Ｂ型肝炎
し　　　　：Ｃ型肝炎
栗　　　　：クリプトスポリジウム症
ブドウ　　：メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（ＭＲＳＡ）
食らう　：性器クラミジア感染症

全数把握かそうでないかをわからなくても５類感染症であるとわかれば、選択肢を消去できる場合がある。