腎臓内科

禁忌問題まとめ

禁忌問題まとめ

場面 禁忌
運動負荷心電図 不安定狭心症が疑われる場合、負荷試験は禁忌
造影検査
腹部造影CT
胸部造影CT
静脈性尿路造影
など
腎機能低下
※造影系の選択をする時は腎機能を必ずチェックする
ペニシリン ペニシリンアレルギー
伝染性単核球症 ペニシリンは皮疹をきたすので禁忌
経口血糖降下薬 周術期:術前術後の患者への経口血糖降下薬の投与は禁忌
妊婦は禁忌
腎機能低下(作用が増強するから)
下垂体機能低下症による急性副腎不全の治療 副腎皮質ホルモンを先に入れた後に、甲状腺ホルモンを入れる
甲状腺ホルモンを入れるを先に入れるのは禁忌。
※甲状腺ホルモンによる代謝亢進により副腎皮質ホルモンがさらに枯渇するから
スタチン 妊婦は禁忌(奇形の報告あり)
ケロイド 単純切除は禁忌(再発や増悪をきたすから)
副腎皮質ステロイド 突然の中止は禁忌(急性副腎不全を起こすため徐々に減量する)
感染症には禁忌(易感染性をきたすから)
子宮卵管造影検査 骨盤内に感染所見が認められる場合、増悪させるので禁忌
肺水腫 仰臥位は禁忌:静脈還流量が増えるので増悪する
(前負荷を減らすために静脈還流量が少なくなる座位や半座位で診察する)
頭蓋内圧亢進 腰椎穿刺は禁忌。脳ヘルニアのリスクがあるから。
心臓ペースメーカー植え込みあり MRI検査は禁忌
植込み型除細動器あり MRI検査は禁忌
上部消化管内視鏡の前処置 前処置で使う抗コリン薬は緑内障、前立腺肥大症では禁忌。
緑内障、前立腺肥大症の既往を確認する。
アンピシリン/スルバクタム投与後に血圧低下と全身の皮疹 ペニシリン禁忌(ペニシリンアレルギーだから)
アスピリン喘息 コハク酸エステル型ステロイドは禁忌
血栓溶解療法
※必ず禁忌確認!
(t-PAなど)
頭蓋内出血の既往
活動性出血
大動脈解離
手術後
外傷後
抗凝固薬の使用
出血傾向
PT-INR>1.7
血小板≦10万
など
出血傾向があれば禁忌と考える参考:
絶対的禁忌:
●頭蓋内出血の既往(時期を問わず),6ヵ月以内の脳梗塞
●既知の頭蓋内新生物,動静脈奇形
●活動性出血
●大動脈解離およびその疑い
相対的禁忌:
●診察時,コントロール不良の重症高血圧(180/110mmHg以上)
●絶対的禁忌に属さない脳血管障害の既往
●出血性素因,抗凝固療法中
●頭部外傷,長時間(10分以上)の心肺蘇生法,
または大手術(3週間未満)などの最近の外傷既往(2〜4週間以内)
●圧迫困難な血管穿刺
●最近(2〜4週以内)の内出血
●線溶薬に対する過敏反応
●妊娠
●活動性消化管出血(胃・十二指腸潰瘍,大腸ポリープ等)
●慢性重症高血圧の既往
●75歳以上の高齢者
運動療法 頻出! 糖尿病(空腹時血糖250mg/dL以上かケトン体陽性)
増殖糖尿病性網膜症による眼底出血あり
糖尿病による自律神経障害あり
腎不全あり
高血圧(180/100mmHg以上)
コントロールのつかない心不全(心肺機能に障害あり)
肥満(BMI 30以上)
小児の輸液 尿量減少時にカリウムを含む輸液は禁忌(血漿濃度4mEqまではOK)
肥厚性幽門狭窄症 血清濃度以上のKを含む輸液
乳酸を含む輸液は禁忌
※アルカローシスを助長するから
静脈採血 シャントのある腕、乳癌などでリンパ節郭清した腕は禁忌
胸腔ドレーンが抜けた場合 抜けた胸腔ドレーンを再び挿入するのは禁忌
経口投与(水など) 熱中症などで、意識状態が少しでも悪い場合、誤嚥の可能性があるので禁忌
腹部突き上げ法 妊婦は禁忌(胎児いるから)
意識がない場合は適応外。
原発閉塞隅角緑内障 アトロピンなどの抗コリン薬は散瞳により増悪するので禁忌
褐色細胞腫 β遮断薬の単独投与:高血圧発作をきたすので禁忌
造影剤:高血圧発作が起こるから
局所麻酔薬で血管収縮薬の併用 指や陰茎など末梢の終末動脈に近い部位では血行障害をきたすので禁忌
PCIの原則禁忌 左冠動脈主幹部の病変
2枝が完全閉塞している場合の第3枝病変
インフルエンザ アスピリン投与は禁忌(ライ症候群を誘発するから)
水痘 アスピリン投与は禁忌(ライ症候群を誘発するから)
発育性股関節形成不全 徒手整復は禁忌。
脱臼が起こっている臼内には関節包などの軟部組織が入り込んでいるから。
抗血小板薬、抗凝固薬服用中 切開術、経皮経肝胆管ドレナージ、腎瘻増設術などの観血的処置は禁忌
妊婦後期 NSAIDsは禁忌:動脈管を収縮させるから
腎不全 静脈性尿路造影
造影CT
造影MRI
wpw症候群で発作性心房細動が合併 Ca拮抗薬、β遮断薬、ジギタリスなどの房室伝導を抑制する薬剤は禁忌:ケント束が原因なのに正常な伝導路を抑制すると増悪する?
通常の心房細動のレートコントロールで使う薬が禁忌になるので注意!
腸重積 発症24時間以上で腸管壊死が疑われる場合は、注腸造影や高圧浣腸は禁忌。穿孔の危険があるため。
前置胎盤 内診は禁忌:止血不可能な大量出血を招くから
乳児の活動性結核 BCG接種は禁忌
CT検査 ショックなどでバイタルが安定していないなら禁忌
※CTは検査室への移動などが必要で、15分くらい時間がかかるので、ショックならばその間に死亡する
抗TNF-α抗体製剤 活動性結核を合併する患者は禁忌:結核の活動性が増すから
大動脈解離 IABPは禁忌:圧がかかるので、解離の拡大や破裂を引き起こす可能性が高いから
血栓溶解薬は禁忌:再び解離をきたす
突然の中止が禁忌な薬 ステロイド
レボドパ(パーキンソン病薬)
急性右心不全 β遮断薬は禁忌:急性には禁忌
 Cre高値 Cre高値=造影剤を使う検査は禁忌だと考える
もしくは
腹部造影CTを選ぶときCre高値でないかをチェックする。

①造影系の選択をする時は腎機能を必ずチェックする(111D42)

クレアチニンが高いのに、下肢血管造影を選ぶと禁忌になるかも。

②既往歴に薬剤のアレルギー歴があれば絶対にその薬は禁忌

梅毒の治療薬を選ぶときにペニシリンと選びたいが、ペニシリンでアナフィラキシーの既往が書かれていたのでペニシリンは禁忌となる。

本文をちゃんと読んでいなければ、禁忌を選んでしまう問題。

 

 

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