112回医師国家試験

乳房腫瘤の鑑別

乳房腫瘤の鑑別

線維腺腫 乳腺症 乳癌 葉状腫瘍 乳管内乳頭腫
病態 乳腺の上皮と間質が増殖する プロゲステロンに対するエストロゲンの相対的な過剰により乳腺が増殖する 乳腺の上皮と間質が増殖する(線維腺腫と同じ) 乳管内にできる乳頭状の良性腫瘍
悪性or良性 良性 悪性 25%が悪性 良性
好発 若年女性 30〜50歳代
女性
30〜50歳代女性
特徴 良性腫瘍で最多 えくぼ徴候あり 急激に増大する場合疑う
表面の性状 表面平滑 不整 不整 表面平滑
可動性良好
※線維腺腫に似ている
マンモグラフィ spicula
微小石灰化の集簇
腫瘤陰影
エコー所見 辺縁が平滑
内部が均一
低エコー

出典:112D22
辺縁不整
内部不均一
低エコー
片側か両側か 両側 片側
圧痛の有無 +(両側)
(一応まれ)
血性の乳頭分泌 + +(特徴的)
治療 経過観察 経過観察 外科的切除
放射線
抗がん薬
ホルモン療法
外科的切除 経過観察

乳がんは悪性なので切除。後は葉状腫瘍も切除。

それ以外は経過観察。

可動性良好というのは、周囲への浸潤がないことを意味するので、良性であると考えられる。

 

 

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