ロラゼパムとアルプラゾラムの違い、使い分け
どちらもベンゾジアゼピン系抗不安薬であり、作用するまでの時間や半減期もほとんど変わらない。力価もあまり変わりがない。
適応については、ロラゼパムが神経症における不安・緊張・抑うつに通っているので使いやすいかもしれない。
ロラゼパム
効能効果
神経症における不安・緊張・抑うつ
心身症(自律神経失調症、心臓神経症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ
用法用量
通常、成人1日ロラゼパムとして1〜3mgを2〜3回に分けて経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
薬物動態
健常成人にロラゼパム1.0 mgを経口投与したとき、未変化体の血中濃度は約 2 時間で最高値を示し、24時間後に消失した。なお、本剤の半減期は約12時間であり、尿中からは、大部分がグルクロン酸抱合体として排泄された。
出典:ワイパックス 添付文書
アルプラゾラム
効能又は効果
心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
用法及び用量
通常、成人にはアルプラゾラムとして1日1.2mgを3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。増量する場合には最高用量を1日2.4mgとして漸次増量し、3〜4回に分けて経口投与する。
高齢者では、1回0.4mgの1日1〜2回投与から開始し、増量する場合でも1日1.2mgを超えないものとする。
薬物動態
健康成人に1回0.4mgを経口投与した場合の血中濃度は、投与約2時間後に最高値6.8ng/mLに達し、半減期は約14時間である。
出典:ソラナックス 添付文書

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