細菌性髄膜炎にステロイドが有効な理由は?なぜ?
肺炎球菌による細菌性髄膜炎では、広域抗菌薬のメロペネムに加えて、抗菌薬開始前に副腎皮質ステロイドを投与することで予後が改善します。
通常、ステロイドは、易感染性をきたすため、感染症には投与することはないですよね。
では、なぜ細菌性髄膜炎にステロイドが有効なのでしょうか?
これは、細菌性髄膜炎の組織障害の原因が、細菌感染によるものだけでなく、細菌の壁成分(おそらく莢膜?)に対する過剰な免疫反応が関与しているからです。
そのため、肺炎球菌による細菌性髄膜炎では、免疫を抑制するために副腎皮質ストロイドを投与するのでしょう。
![](https://i0.wp.com/kasotuukablog.com/wp-content/uploads/2023/06/c145bf0dba171b81dadc8c9d5a335b67.jpg?resize=1024%2C423)
医師向けに、薬剤情報提供サービス「メドピア」ができました。
現在会員募集に力を入れている段階で、2,000円分のポイントがもらえる登録キャンペーンを実施中です。
すでに会員の医師からの紹介で登録すると、2,000円分のポイントがもらえます。
私の紹介で良ければシリアルコード【ycflqt】で登録してみてください。
詳しい登録の手順は「メドピアの登録のやり方」にまとめました。
シリアルコード【ycflqt】で登録!
![](https://i0.wp.com/kasotuukablog.com/wp-content/uploads/2022/08/ce1f9239cbc92d7a5e23afd73c1b290a.png?resize=320%2C180)