薬の作用

薬の投与経路と発現時間の違い

薬の投与経路と発現時間の違い


出典:医療薬学II 共立出版

投与経路 発現時間 特徴 薬剤例
静脈注射 最も早い 直接静脈に入れるので作用発現時間が最も早い
吸入投与 早い 呼吸器疾患に有効 吸入ステロイド
吸入抗コリン薬
吸入β2刺激薬
舌下投与 早い 狭心症など ニトログリセリン
筋肉注射 比較的遅い 筋肉内には毛細血管が多いので、薬物が水溶性の場合は皮下注射よりも吸収が速い。
皮下注射 比較的遅い 毛細血管や一部リンパ管から吸収される
経口投与 遅い 肝臓で初回通過効果を受ける

投与経路ごとに発現時間の早い順番に並べると、

静脈内>舌下・吸入>筋肉>皮下>経口

持続時間は発現時間の逆になると考える。

よって、静脈内投与は持続時間が短く、経口投与は持続時間が長い。

 

その他の投与経路

投与経路 特徴
直腸内投与(坐薬) ・吸収が速い
・嘔吐や意識障害で経口投与ができない患者にも投与可能
経皮投与 ・ゆっくりと持続的に吸収されるため、血中濃度が安定しやすい
・必要な用量が少ない薬物に適応
点滴静脈内注射 ・大量の薬剤を長時間、一定の血中濃度を保ち、投与可能

 

 

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