小児科

腸回転異常症の病態、原因、診断、治療

腸回転異常症の病態


出典:http://www.jsps.gr.jp/general/disease/gi/vpqzub

腸管の発生過程における回転と固定が障害され、異常な形で腸管が固定される。

無症候性も含めると、最も頻度の高い小腸の先天奇形。


出典:http://adlers13.main.jp/baby/kaitennijyou/kaitennijyou.htm

小腸が捻転する中腸軸捻転をきたす。

中腸軸捻転をきたすと、血行障害となり壊死する。

腸回転異常症の症状

乳児期または成人期に

急性腹痛

胆汁性嘔吐(70%は新生児期に胆汁性嘔吐で発症する)

急性腸捻転

典型的な逆流症状

慢性腹痛

などを伴い発症する

乳児における胆汁性嘔吐は緊急事態であり、すぐに検査をし、腸回転異常症や中腸軸捻転がないかを確認する

生後1か月以内に約80%で中腸軸捻転をきたす。

腸回転異常症の診断

腹部X線:double-bubble sign、十二指腸より肛門側の腸管ガス減少

下部消化管造影:盲腸が右下腹部以外にある

【中腸軸捻転の場合】

上部消化管造影:捻転像(コークスクリューサイン)

カラードプラエコー:ワールプールサイン(上腸間膜動脈に上腸間膜腸脈が巻きつく所見)

腸回転異常症の治療

外科的修復

中腸軸捻転があれば絞扼性腸閉塞隣、腸管が壊死するので、緊急手術が必要。

 

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