前立腺肥大症の病態
男性ホルモンが原因で加齢によって、前立腺が過形成により肥大する。
その結果、下部尿路閉塞をきたす。
前立腺肥大症の症状 頻出!
頻尿(特に夜間頻尿)、残尿なし→排尿困難、残尿→尿閉
と進行する
初めは膀胱刺激症状だけだが、徐々に閉塞していくと考える。
前立腺肥大症の診断
まず排尿日誌(飲水や排尿の時刻と量を記録)
直腸指診:弾性硬
経直腸エコー
尿流測定
PSA測定
前立腺肥大症の治療 頻出!
尿道を広げる薬:
α1遮断薬
PDE5阻害薬
男性ホルモンの活性を抑えることで縮小が見込める薬:
5α還元酵素阻害薬
抗アンドロゲン薬
薬物療法で改善しない場合:
手術:経尿道的前立腺切除術(TUR-P)
α1遮断薬は、尿道括約筋を弛緩するため尿閉に有効だと考える。
PDE5阻害薬は、尿道の平滑筋細胞でPDE5を阻害し、尿道の平滑筋を弛緩させる。
出典:https://www.fizz-di.jp/archives/tag/5%CE%B1%E9%82%84%E5%85%83%E9%85%B5%E7%B4%A0%E9%98%BB%E5%AE%B3%E8%96%AC
5α還元酵素阻害薬は、5α還元酵素を阻害し、テストステロンから活性の高いジヒドロテストステロンへの変換を抑制することで、肥大した前立腺を縮小させる。
前立腺肥大症は、男性ホルモンが関与するので、抗アンドロゲン薬によるアンドロゲンの作用の阻害が有効である。
出典:https://www.higashi-totsuka.com/clinical_dept/urology-20180803/urology-explanation_001.html
経尿道的前立腺切除術とは、ループ状の電気メスがついた内視鏡を尿道内に挿入し、肥大した前立腺を尿道粘膜とともに切り取る手術

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