梅毒血清反応とは?
出典:https://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02964_05
血清中の梅毒によってできる抗体を調べる検査。
TPHA法で梅毒の既往があるかを判断し、臨床症状の有無やRPR法(STS法)で活動性を判断する。
STS(-),TPHA(+)で、臨床症状がないなら、活動性が低いもくしは治癒後と考えられるので、治療や届け出は必要ない。
梅毒の病原菌であるTP(Treponema pallidum)の感染によって、まず脂質抗原に対する自己抗体が4~6週以降に血中に出現する。
これを調べるのがSTS(Serologic test for syphilis)法。
遅れて梅毒に罹患してから約3ヵ月後に、TPに特異的に反応する免疫抗体ができる。
これを調べるのが、TPHA法(Treponema Pallidum Hemagglutination)。
この2種類の抗体を検出することて、梅毒が診断される。
STS法(ガラス板法、凝集法)でリン脂質(カルジオリピン)に対する抗体を、TPHA法で梅毒トレポネーマに対する抗体の存在を確認します。STS法陽性、TPHA法陽性の場合が現在も感染ありで、STS法陽性、TPHA法陰性の場合には生物学的偽陽性(膠原〈こうげん〉)病や妊娠などで起こる可能性があります。梅毒を治療するとSTS法では陰性となり、TPHA法は陽性のまま残ります。感染していても感染後4週間以内では両法とも陰性を示すので注意が必要です。
出典:https://medical.jiji.com/medical/005-0066-06

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